彼女のルームメイトをチョット脅そうとしたら下僕にされた俺
最近恋人の様子が変だ。
以前だとLINEすれば速攻で返事が返って来て、夜中だろうと無断外泊になろうと寮を抜け出してきたのに。
それが最近はLINEしてもメールを送ってもゴメンの返事しか返って来ないし、今日なんて何度LINEしてもメールを送ってもなしのつぶて。
此れは新しく恋人のルームメイトになった奴が邪魔してるんだろと俺はあたりをつける。
ってのは、恋人は女子大の寮の2人部屋で暮らしてるんだけど、余りにも素行の悪さに今までのルームメイトから規律に厳しい先輩に変えられた。
寮としては退寮させたかったらしいんだけど、恋人の親父さんが大学に多額の寄付を行っているんで出来ず、苦肉の策としてルームメイトの変更が行われたと聞く。
だから俺は寮に忍んで行って、ルームメイトの先輩っていう女をチョット脅してやろうと考えた。
女子大の裏手にある寮を見上げ、3階の恋人の部屋の電気が点いている事を確認してベランダを伝わって3階まで登る。
ベランダでカーテンで中が見えない部屋の様子を伺う。
部屋の中からは新しいルームメイトらしい女の「何度言えば理解するの?」と言う声と、何かを叩くピシ! って音が聴こえて来る。
俺はベランダに面したガラス戸とカーテンを開く。
部屋の中には下着姿で首に首輪を付けて四つん這いの恋人と、首輪から伸びる鎖を左手に持ったボンテージ姿の女がいた。
女は部屋の中に入って来た俺を見て、右手に持っていた鞭を振り上げ床にビシ! と叩きつけながら、「ポチ! おすわり」と言った。
ポチ? そりゃあ俺の名前はケンだけどポチは無いだろう。
ただ俺はその女の迫力に負け、女の前に正座してしまう。
そのあと俺は恋人と共にボンテージ姿の女じゃ無くて御主人様になんやらかんやら調教され、今じゃ忠実な下僕として御主人様に従っているんだ。