序章 転生
山葵醤油です!
前回の小説は完結させることができなかったので、今回は必ず完結させようと思っています!
どうしてもドラゴンが好きなので前回に引き続きドラゴンのお話なのですが…やっぱり男としてドラゴンに憧れてても良いですよね?
拝啓_________________
お父さん、お母さん、元気ですか?いつも喧嘩している2人の声が聞こえないと寂しいですね。僕は…異世界でなんか勝手にドラゴンテイマーにされました。
異世界に転生した蘆田啓より
「…どうしてこうなった。」
俺の名前は蘆田啓。16歳の高校生。この日も部活でバドミントンをしていた。そして、練習が終わり、家に帰る__________________はずだった。
「おい、危ない!」
そう誰かが言った言葉を最後に、トラックが突っ込んできて俺の視界は真っ赤に染まり、意識は遠のいて行く。
次に気がつくと、どこか真っ暗な洞窟の中だった。
「あれ?俺って死んだんじゃ…。まさか、俺にも異世界転生とかいう超面白い展開が!?」
と呑気に喜ぶ俺。自分で言うのも何だけど、俺はかなり楽観的だ。しかも神経が図太いとよく言われる。
「グルルゥ」
何かの唸り声がして横を見る。するとそこには、何かの生き物がいた。体長2.5メートル。俺はびっくりして逃げようと後ずさりしようとするが、そこには壁があり邪魔をする。
あ、俺の第二の人生終わりましたーお疲れっす!とか思っちゃう。ほぼ自暴自棄に陥っているだろこれ…
しかし、目の前の何かは攻撃してくる様子はない。むしろ、怯えているというか…そこで俺は、話しかけてみることにした。
「え、えーと君は誰?」
「グルル…」
うん。知ってる。人間じゃないことは。でも、怖すぎて動けないし、話してみようと思ったんだよ。
「俺を食べたいの?俺はすごい不味いよ?」
「グルッグルルル」
何かを伝えようとしている?でも、何かわからないな。
「何を伝えたいの?俺はどうしたらいいの?」
「グル」
なんかこっちに来いと言ってるきがする。付いて行ってみよう。
しばらく歩くと、洞窟の出口にたどり着いた。そこで目の前に立っている何かを確認すると驚いて腰を抜かしてしまった。
「異世界転生で喜んでたら、本当にドラゴンに会っちゃうなんて…」
そう、俺の近くにいた何かは、ドラゴンだったのだ。
今回はあらかじめストーリーを大まかに決めています。ですので、失踪というか、前回と同じように打ち切りになることはないです。
因みに
土曜日or日曜日、月曜日or火曜日or水曜日、木曜日or金曜日
の週三回は上げていきたいと考えていますので、よろしくおねがいします