プロローグ
11/28日投稿
俺は気が付いたら文字通りの闇の中にいた。
「んぁ?……はぁ、目が覚めちまったか。」
俺はぼやきながら起き上がった。しかし違和感があった。
「あれ?俺の愛しの枕ちゃんの感触がないぞ?」
闇の中を探してみたがおかしい、8年寝床を共にした寝友の感覚がその場になく、あるのは闇
「んん?おかしい、おかしいぞ」
そう、俺の部屋は六畳半の狭い部屋だったのに妙に広い。しかも周辺になにも手ごたえがない。
「おおぉ?瞼開けてるはずなのに目の前が真っ暗すぎてなにも見えねぇんだけど、しかもなんか広いような…」
徐々に意識がはっきりしてきて周りの異様さに気が付き始めてしまった。
『ようこそ…輪廻の輪の外側へ』
!?いきなり声が聞こえてきた
「・・・」
俺は驚きと目の前が見えないという恐怖で声さえ出なかった
『どうした?』
その声の主は俺の姿が見えているらしく、話しかけてきた。さて…どうしようかな。
『・・・』
声の主は喋りかけてこない、喋ったほうがいいかな?と思ったが今さっき言っていた、輪廻の輪のほうが疑問になって気が付いたら話しかけてしまっていた。
「なぁ、いきなりなんだけど輪廻の輪ってあの生命の輪廻の輪?」
『何がだ、輪廻の輪はひとつしかなかろう。』
ふむ、その話で行くとどうやら俺は死んでしまったようだ。!?、死んでしまった?なんでぇ!?
「え?もしかして俺死んでしまったのか?」
『そのようだが?、!?なぜ倒れる!』
俺は意識を手放した。
どうも、私です。
この作品は私の想像から生み出されたものですから、途中で修正を入れてしまうかもしれませんがご了承ください。
え?短い?そ、そこは追々頑張りますので・・・