表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

200文字探偵

【200文字探偵】黄昏の凶行

作者: 黄黒真直

テーマ【アリバイ】

 刑事と探偵が、ある事件の容疑者を訪ねた。彼は2人に対し、堂々と答えた。


「僕にはアリバイがあります。ほら、この写真を見てください」


 その写真は、どこかの公園で撮ったものらしい。公園のデジタル時計には、犯行日時が表示されている。夕日と満月、花壇と草花を背景に、容疑者の男が微笑んでいた。


 探偵は写真を一瞥すると、男に言った。


「夕方、西の空に浮かぶ月は、必ず三日月になる。満月が写るこの写真は、明らかに合成だ」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ