君と桜。
はじめまして!林檎。です_(_^_)_
拙い文ですが、お楽しみ頂けたら幸いです。
誤字脱字があるかもです。。。すみません;
君は覚えているだろうか。
二人一緒だったあの日々を。
君と付き合い始めたのは、去年の春だったね。
こんな風に桜が舞っていたんだっけなぁ・・・。
なんの変哲もない月曜日に、
気になってた君に、急に呼び出されたもんだから、驚いた。
「すきです。付き合ってください!」
って言ったときの君の照れた顔が可愛くて・・・いまでも忘れられない。
僕は即答した。君が泣きそうな顔するからぎょっとしたけど、それが嬉し泣きだと知って、君に微笑って見せたんだっけ。
付き合い始めた頃の僕らは、ただただお互いが愛しくて、一緒に居られる時間が何より大切だった。
これがいつまでも続くと思っていた。
でも、二人の恋しくて愛しい日々は、そう長くは続かなかった。
思えば、些細なことだったんだ。
その些細なことが、段々と傷口を広げて、僕らを虫食んでいった。
ある日、君と一緒の帰り道。
いつもみたく他愛ないことを話しながら歩いていた。
突然、会話が途切れた。
二人の間に沈黙が流れた。
僕はそれを然程気にしていなかった。
次の日も、君と一緒の帰り道。
一言二言の言葉は交わしたけど、殆ど話さなかった。
また、沈黙が流れた。
僕は、どうにかしようと考えたけど、話さなくてはならないワケではないし、実際そんなに話すことはなかったから、僕から声をかけたりもしなかった。
そのまま歩き続け、とうとうその日は話さないまま、分かれ道の公園まで来てしまった。
君が「バイバイ。」と手を振るから、僕も手を振った。
君の顔が、少しだけ寂しそうに見えた。
家に帰って、僕は携帯を手に取った。
僕は普段、あまりメールとかするほうじゃないんだけど、
分かれ際の君の寂しそうな顔が気になったもんだから。
考えてみると、これが僕からの初めてのメールだったんだね。
直ぐに返信は来た。
「メールありがとう。
私は大丈夫だよ。
ねぇ、今から会えない?帰り道の公園で。」
僕は慌てて返信をして、家を飛び出した。
僕が公園に着いたときは、まだ誰もいなかった。
公園まで走って来た僕は、息が切れていて、とりあえずベンチに腰を下ろした。
すると、自転車のベルの音がした。
音のするほうに視線を向けると、自転車にまたがった君がそこに居た。
僕の様子を見て、君は言った。
「もしかして・・・走って来たの?」
「慌ててたから・・・。」
「急に呼び出して、ごめんね。」
「大丈夫。僕も会いたかったから。」
特に何を話したってワケでもなく、いつもの他愛ない話をしただけだった。
それだけのことでも、なくなると不安になってしまう。
なんて単純なんだろうと思った。
でも、このままこれが続くならそれでいいと、僕は思った。
一応、これが私の処女作ということで(笑)
気合は十分でございます。
これからも頑張ってまいりますので、応援お願いします_(_^_)_