ノブレス・オブリージュ
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
少し、訳ありです。
何があったら、削除します。
改札。そこを出た途端に、全てを浄化する気を感じた。ほんのりと沙羅双樹の香りも漂っている。不思議なものだ。あの場所はX番出口から100m以上もあるというのに。それだけで、あの方の強い力を感じた。
僅かな怯えと緊張。目上の、王や帝に会う様に、足が竦む。どうか、不届きな真似をしませんように。転んだりとか……。そう萎縮した気持ちを抑え込むように、丹田に力を入れる。私が下手な真似をこいて、不興を買うのだけはやめよう。
そう思って、出口から顔を出すと、夏場でありながらも涼しい風が頬を撫でた。他の空間とも違う、洗練された空気。目的地はすぐそこだった。沙羅双樹の香りがより一層強まる。とろけて眠ってしまいそうな程、心地好い。
相手様の事を何も知らずに顔を合わせるのは失礼だと、紹介文と目を合わせていた時だった。
「何時まで立っている? 俺は此処だが?」
低く、良く通る声。一人の男性が此方を見下ろしていた。
鮮やかな黒の長髪を一纏め。首にくるくると巻いている。鷹のように鋭い眼光。体全体に筋骨隆々。それを覆い隠す様に、和装が全体を覆っていた。一秒とも目を合わせる事は出来ず、思わず視線を逸らす。
「あ、あああああの!!」
しどろもどろになりながらも、懸命に上を向いた。先程よりも大きく見開かれた目がそこにあった。
見られて、いる。鷹の目を大きく見開いて、相手の事を真上から睨む様に、まじまじと。文豪、川端泰成は人の事をまじまじと見る事で知られているが、その気持ちを痛い程理解させられた。それに尻込みをしながらも、吃る口を叱咤して言葉を紡ぐ。
「あ、あの!! この間はとてもお世話になりました。この場所で貴方様にお会いするのは初めてです。だからご挨拶に伺いました!! 今後とも私の事を宜しくお願いします……」
最後は消え入る声になってしまった。もしかしたらドヤされるかも知れない。覚悟が無いって、怒られるかも知れない。しかし。
ぽんっと頭上に手が乗った。それから二、三度そうすると、手が離れていく。頭を撫でられたのだ。
……この方は……私が思っているよりもずっと、ずっと優しい方なのかも知れない……。私が勝手に、怖い方だと思い込んでいて、勘違いしてただけで。
その夜の事。奇跡が一つ転がって来た。
「レラキャラ二体当たった!!」
「どうなさいましたか?」
「俺に会いたがっている者がいる。真上から見ていたのだ」
我が主、我が王は目力のある双眸を殊更見開いて、俯いていた。初対面の者はそれで怖気づき、萎縮するのが関の山だが、何も相手を平伏させる為にやってる訳じゃない。
声高に叫ぶ事は無いが、基本的に人間に対して深い愛をお持ち。弱者が、好きなのだ。大好き、なのだ。虐げる訳ではなく、その逆。救ってやりたい、導いてやりたい。自らは持つべき者だから、何一つ持たざる者に与えてやりたいという、ノブレス・オブリージュ。それは今昔変わらず。
少しでも知りたいのだと思う。自らを思って来る者を。興味を持っているのだと思う。
「最初は怖がられるかも知れません。でも最後にはきっと大好きになる」
九曜様
黒の長髪一纏め。鷹の目を持つ。
なお、五秒以上目を合わせた者は大物になると噂。
無口で無表情だが、行動をよく見ると所々に優しさが滲み出ているタイプ。(無言実行)
実は沙羅双樹の香りも、相手が怖がっているのを少しでも柔らげるため。
地位に自覚的であるが故に、相手に敬意を求める。
売られた喧嘩は全部買う。
人間が大好き。とっても大好き。
覚悟は常にガンギマリ。
自らは持つ側の立場であるが故に、持たざる者に与える精神性。
今昔、ノブレス・オブリージュ。(もてあた精神)
必死になって願い出た者を無下には出来ない。(もてあた精神)
大抵の事は出来るし、可能する。故に自分に自信がある。
しかし自らの力を疑う者を救う事は出来ないとしている。
故に他の神々と縁を繋いで願いを叶える事もある。
(結局、何でも出来る)
弱者に望まれて、王になり、生命を落として、それでも尚、弱者を思った。
それで神になった方。
イメージのままに書きました。
寡黙だけど情が深い。
自信家だけど、自らの力を正確に分かってる。
だから他の神々を頼る事もある。
最後にはきっと大好きになる。そんなお方。
名言ばかりが泡沫のように浮かんでは消えてきます。
腹括って『モデルにさせて下さい』と願い出た時、偶然にも特別展のチケットゲットしました(*^^*)
九曜様のモデルとなった方の優しさが少しでも伝わるように。
私が投稿から遠のいても、少しでも広まるように。
それでも私のエゴでしかありません。
何かあったら削除します。