自分はぼっちである
〚リア充よ、爆発しろ。〛と考える人を多数見たことがあるが、実際そう思っていますか?リアが充爆発したら世界の平和を守っていると言われているあれも爆発してしまう。それはとても大変なことで大事件だ。自分もアレのおかげで生きていると言っても過言ではない。アレとはもちろん…百合のことだ。
っとストーリー的に糞どうでもいい話をしてしまい申し訳ないが百合は世界平和への一歩なのだから大事にしていこう。
そういえば自己紹介がまだだったか…自分の名前は
山田夜白
少し中性かつ名字っぽい名前だ。こんな名前だが自分の名前を覚えてるクラスメイトは多分いない。何故ならクラスに山田が三人もいるから…。
一人目は山田海斗。野球部のスポーツ系陽キャの誰にでも優しいいいやつだ。
そして二人目は山田里奈。里奈という名前だが実はは男でイケメンのチャラ男。あまりにも陽キャ過ぎてこいつの後ろの席である自分の席に座られていることが多々ある。だが、女子様が座ってくれることがありほんとにやめてほしいなーと思っている。いや、まぁ〜男が座ってるよりは?まぁ〜女子様が座ってる方がマシ程度である。そうマシ程度だ。
最後に山田夜白。クソ陰キャの友達もいない悲しいやつだ。多分自分よ本名を覚えているのはクラスの五人もいない。先生すら忘れているほどだ。とこんなことを話ているうちに昼休みだ。いやあれだぞ脳内で話している一番可哀想なやつだから安心してくれ。弁当を食べようとしたら教室に大声で
「山田!一緒に食おうぜ!」と大きな声で言ってる輩がいたが当たり前のように自分のことではない。多分だが山田海斗であろう。
「このクラスには山田が三人いるんだから名前で呼べよ」と山田海斗が言っている。やはり山田海斗目的だったか。ていうかお前ほどの陽キャがこのクラスには山田が三人いると言えば注目を少しされるからやめて欲しい。
その5分後くらいに廊下が少し騒がしくなっていた。すると多分一年生の子がクラスにやって来て
「山田先輩はいますか!」
と言った。いや緊張のあまり叫んだに近かった。
「何々!告白!里奈呼ばれてるぞ!」
と元気キャラな陽キャが叫んでいた。いや猿っぽいから発狂に近かった。
「ち、違います!山田…」
おっと!まて!いや〜まさか自分なはずがない!見たことすらない子だし、なんなら一年生とは図書室で自分より若干身長が低かった子が本を取れなさそうだったので取ってあげようか聞いたら
「あ、いいです」
と言われたことくらいである。(男)
もし、告白相手が自分なんだとしたら、自分はアニメやドラマなどの主人公かもしれない(笑)まぁ〜そんなわけないよね…
「山田…海斗先輩いますか!?」
あーね。一応この物語の主人公は自分なのだがここで呼ばれるの自分じゃないのね。もしかしてこの作品ってぼっちが一人で寂しく昼飯を食べてるって話か?
ある物語の主人公は人間強度が下がるから友達を作らないとか言っていたし、まぁ〜そんなぼっちの話でもいいか…って言い分けないだろ!結局あの主人公も友達どころかハーレム状態にすらなっていた。
とある作品でも友達いないとか言ってたくせしてツンデレの糞可愛いヒロインいるしで結局最高の状態になっているじゃないか。
あーなんか虚しいな。などと言っている間に昼休みが終わろうとしていた。もちろん脳内で話してるだけだが。
え?山田海斗がどうなったかだって?そんなの決まってんだろ。言うまでもないが一応言っておこう。成功すると分っているからこそ彼女は来たのだ。じゃないとわざわざ年上のクラスに昼休みに来て告白するか?少しでも失敗するリスクがあるなら放課後などにするだろう。だからあーいうやつは嫌いだ。あ、5時間目の授業の教科書忘れた…。
はぁー最悪だ。もういっそ授業サボりたい。まぁ〜サボったことなどないのだが。
「すみませ〜〜ん。山田せんぱ〜〜い。授業一緒にサボりましょーよー。」
ん?なんだ幻聴か?いやいやいや、みんな驚いているしなんだこいつ。そんでもって山田先輩って…。まさか自分のことじゃないよな(笑)。
「何してるんですか?山田…えーと夜白先輩でしたっけぇ〜?教科書忘れたんですよね?じゃーサボりましょーよーー」
流石は主人公、授業が始まる三十秒前にサボろうという誘いを受けるのか…自分はハズレの作品の主人公に選ばれたようだ…。
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