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愛してる

もう約束の10分はとうに過ぎている。わかっているけれど…このままの気持ちでは戻れない。紗世が下を向いて考え込んでいるとさっきよりもまだ優しい声で新藤がささやく。


「続けて」


「新藤さんに初めて会った日。わたし時田さんの裏切りを知りました。もしかしてって思うことは何度かあったんです。でも信じてた。初めて好きになった人だから信じたいって思ってた…。いま思えば泣き叫んだり、ひっぱたいたりすれば良かったのかもしれない。そしたらこんなに引きずらなかったのかな。でも冷静ぶってできなかった…。好きだから許そうって決めたはずなのに。一緒にいたいって思ったはずなのに…」

紗世の声が涙で震える。

「幸せだと思えば思うほど彼を許せない気持ちが顔をだす。わたしだけを見てくれなかった彼が憎いって思ってしまう。彼女が…佐田さんが夢にでてくるの。夢だってわかってるのにこわい…。いつまでこんな気持ちでいればいいんだろうって不安でたまらない」

泣き崩れる紗世を抱きとめる。

「飯塚。落ち着いて…。大丈夫だよ」

新藤の大きな手が紗世の細くてキレイな手をそっと握る。

「もう苦しまなくていい。もう泣かないでいいよ。俺は何があっても君を不安にさせたりしない。ひとりにもしない。どんなことがあっても守りぬくから。この結婚がダメになって君を責める人がいてもそんなの聞こえないくらい…忘れるくらい幸せにする。ご両親や時田さんにも頭を下げる。飯塚が俺を好きになってくれるまでいつまでだって待つよ。絶対に後悔させない」

新藤が紗世を真っ直ぐ見つめる。


「君を愛してる」




いつも更新が遅くてすみません。

なかなか思うような文章が書けなくて迷っているうちに時間だけが過ぎていって…。

いつの間にか今年もあと1か月ですね。

みなさんはどうお過ごしですか?

わたしは最近自分が書いた文章を読み返しています。そして間違いをたくさん発見しています。

あんなところやこんなところ…正直悲しくなります。

なんて雑な文章なんだ~って反省しまくりです。

そのうち直さなきゃと思いながらも今年が終わってしまいそうでこわい。そのうちっていうのがよくないんですねぇ。

やり残したことがないように!後悔しないようにあと1か月頑張りましょう。

では!もうしばらく「雨ときどき晴れ」にお付き合いください。

読んでくれてありがとうございます。

感謝感謝です。

伊田咲希

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