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物理学者と平行世界  作者: 音無深空
第2章 異世界には魔法がありました。
4/14

第4話 ヒロイン(は今世をもって終了しました。)

ヒロイン?回です。

嘘かもしれません。

自分でもよく分かりません。


牛乳おいしい

私の名前は二葉だ。

地球を救うため、過去へとやってきた…んだよね?

しかし、生まれ変わるとは思っても見なかった。しかも異世界とは…


そんなに栄えているようには見えないので、前の世界よりも文化的に劣っている世界なのかな?


ここはどこ?

村からは富士山が見える。あれは富士山で間違いないと思う。

太陽の動きで方角を予測し、現在位置を把握する。


おそらく、前の世界でいう日本の奈良あたりだろうか。

ちなみに言語や国名は元の世界とは異なっている。

神国ワゥルガナドーラ、ベリア地区、アノス村。これが今いる場所である。


私はだれ?

私は二葉。

前世の記憶が残っているのは有難い

おそらく、この世界でも大分、生きやすくなるだろう。

さすが陸博士。どこまでも想像を超えてくれる。


私は博士を賞賛するだろう。



男に生まれ変わっていなければ。


今の名前はヴォルゴである

認めたくはないが、非常に男らしい名だと思う。

本当に、不本意だが。

いつか村を出て、さっさと名前を変えよう。


最近、私は魔法の練習を始めた。

この地域は魔法を得意とするものが多く、特に私はだいぶ才能がある方だと思う。

確信を得られていないのは、6歳に達していないので、こっそりと練習しているからである。


風の魔法は、自分の体から放出したムアを風と混ぜて操る魔法らしい。

ということで、水の魔法で空気中の水分を集め、電気分解する。

電気分解して得た水素のみに自分のムアを混ぜると、水素のみを風の魔法で操ることができた。


うむ、我ながら恐ろしい。

燃やすと音が出るので、魔法の練習がバレないよう少しだけ燃やすと、小さく音が鳴った。

この世界は魔法があるせいで、あらゆる物理法則が見つけづらくなっている。


つまり、

「俺の時代だ!!」


ふっふっふ…

これで簡単なものなら壊せそうだ。

空間魔法で水素と酸素を別々の空間に入れておく。ついでに二酸化炭素、窒素も集めておく

ちなみに、空間魔法はこの村のみに代々伝わる秘術らしい。

運まで強いとか、完璧じゃないだろうか?



さておき、陸博士は無事だろうか…


無事であれば、圧倒的な魔法の才能の差を見せつけられるというのに。




ヴォルゴは少しだけ、寂しかった。

夜ご飯はお好み焼きです。

今回は、野菜はネギオンリーで作ってみました


かつお節がほしぃ…

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