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第7話
かなり短めです。
「何だって!!?」
俺の声が静かな境内に響く。
他には鳥の囀るささやかな音しか聞こえなかった。
辺りはピリピリとした緊張感に包まれ……
「まだ何も言ってないわよ」
「先走んな、童貞」
「…………」
ちょっとボケただけなのに、ひどいツッコミだ。てか、今さり気なく童貞とか言いやがったな、オッサン。それだけではなく、謎の女子も、童貞と聞いて吹き出しやがった。おい、傷つくぞ。泣くぞ。いいのか。いいんだろうな。
気を取り直して、話を続けた。
「とりあえず、アンタにはこのオッサンが見えるんだな?」
「ええ、ばっちりと」
「クソッ!足が邪魔で見えねえ!」
オッサンは顔を踏まれながらジタバタしている。みっともない事この上ない。本当に何なんだよ、このオッサンは。
彼女は、その態勢のまま髪を優雅にかき分け、俺を指差してきた。
「で、誰なんだ?アンタは……」
「名乗るつもりはないわ」
「…………」
「そりゃあ、私が男だったら、こんな可愛い子と知り合えたら、嬉しいだろうけど、ごめんなさい。あなたの気持ちには応えられないわ。時間は有限なの。だから、私のことは諦めて」
「…………」
俺とオッサンは悲しい生き物見る目で、無駄に美人オーラを振りまく謎の女子を見つめていた。
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