第18話
短いですが、よろしくお願いします!
「よし、行くか。オッサン」
「ああ、そうだな」
「待ちなさい」
首根っこを背後から掴まれる。うわ、この子ったら握力かなり強いんですけど!
「何だよ。俺は1度自分を無視した奴には自分から話しかけないようにしてるんだよ」
「だから友達がいないのね」
「だから友達がいないんだな」
「やめろ!!まだ出てきてないだけだ!!」
「これ以上取り憑かれたいの?」
「幽霊じゃねえよ!人間のだよ!」
「でも、お前……ああ、やっぱいいや」
「オイコラ、何事実は言わないでおこう、みたいなリアクションしてんだよ。いるわ!友達くらい!」
「はいはいwww」
「おい、最後の記号やめろ」
「俺が友達になってやるよ」
「てめえは今日で成仏するんだよ!!」
「あなたはしないの?」
「しねえよ!まだ青春真っ盛りだよ!これからだよ!てか死んでねえよ!」
「最後の最後で意外なオチが……」
「オッサン、シックスセンスみたいな事にはならねえからな」
「あれは名作よね。ブルース・ウィリスの演技が素晴らしかったわ」
「いや、掘りさげなくていいから」
「でも、やっぱりブルース・ウィリスといったらダイ・ハードよね」
「まあ、そうだよな……って、だから掘りさげなくていいんだよ!ブルース・ウィリス大好きか!」
「まあ、あなたよりは好きね」
「有名人と比べるのはやめろ!勝ち目が薄すぎるうえに、プライドだけやたら削られるわ!」
「勝ち目があると思ってるあたりがねぇ」
校門での不毛極まりない言い争いは、その後20分くらい続いた。
読んでいただき、ありがとうございます!




