死神
このダンジョンにおける〈死神〉は神の一種ではなく、単なる魔法生物である。
また、このダンジョン固有の生物のため、他の地域や場所には存在しない。
ダンジョンの〈罠〉としての役割を担っているため、死神がダンジョン外へと出て行くことは出来ない。
魔法生物かつアンデットの要素もあるため、通常の物理攻撃ならびに魔法攻撃は無効。
聖別された武器や神聖魔法などでないとダメージを与えられない。
現状、死神を消滅させられるほどの強さの神聖魔法の使い手はいないため、死ぬことが全くない。
(しかし、物理攻撃無効にもかかわらず、触ることは出来るという不思議。個体と気体の合いの子という感じ?)
物理法則に則らない存在のため、見た目以上のパワーを発揮したり、壁を通り抜けしたりなどということも出来る。
(ただし、社内の壁は死神でもすり抜けは出来ないようになっている)
たとえダメージを受けても、立ちどころに傷が癒える。
汚れたとしても、いつの間にか洋服ごと綺麗になっている。
(ただし、再生が追いつかないほど損傷した場合や再生前に脱いでしまった場合は元には戻らない)
食事をしなくても生きていける。
飲食したとしても、完全消化・完全吸収されるため排泄などは起きない。
(ただし、汗や涙は例外の模様)
疲れを感じた場合、食事を摂ったり眠ったりすれば回復する。
〈生の世界〉では冒険者を恐怖に陥れ、とり憑くという存在。
死神憑きのまま死亡した冒険者は灰となる。
〈死の世界〉では冒険者の魂を刈る存在。
魂を切り刻まれると蘇生の成功率が下がるのだが、一定以上刈られた場合には生き返ることも出来ず消滅する。
裏の世界では、もちろん人間として、他の社員と同じように生活している。




