マッコイ
【 マッコイ 】
死神ちゃんが住まう第三死神寮の寮長さんにして、所属する〈死神課・第三班〉の班長。
つまり、死神ちゃんの直属の上司でもある。
享年27歳。
軽い下ネタからメタ発言、お母さん的役割までフットワーク軽く何でもこなしてくれる。
物腰や思考がとても柔らかく、女性よりも女性らしいオカマさん。
転生前は〈クレイジーフォックス〉と仮称される、とてつもなくヤバい暗殺者だった模様。
ナイフと体術が得意の、簡潔かつ確実に仕事をこなすプロだった。
死神ちゃん同様、生い立ちや職務のせいで、生前は感情が壊れていた。
また、自分がオカマであると認識していなかった。
そのため、こちらの世界に来て性格矯正を受け、更にはオカマを認識したことでマイノリティであることに悩むようになり、死神ちゃんと出会うまでは「世の人が思う〈オカマ〉らしいオカマ」のような振る舞いを意識的にしていた。
そのように悩んでいたことで、明るく振る舞う反面、周りに気を遣いすぎ我慢したり溜め込んだりということもしばしばだった。
死神ちゃんがやって来てからは「自分らしくいて良いんだ」ということを幾度となく死神ちゃんから諭され、周りも受け入れてくれたことにより、男性の身体のままながら女性として生活するようになる。
ダンジョン運営会社の社長であるアリサとは、こちらの世界に来たタイミングが同じということで親友同士。
同僚のケイティーとは元々同じ寮に住む先輩だったため、姉と妹(弟?)のような仲である。
好きなものは、香りの良い石鹸や手作りのアロマ系化粧品。
食べ歩きも好きで、プロレベルで料理が得意。




