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好きなんだ・・・

「ありがとう」


麗華さんの話を僕はずっと聞いていた。


「麗華さん。話してくれて、ありがとうございました。」


麗華さんの今までを聞いて、麗華さんにはこれからは少し楽に楽しく生きていってほしいと思った。そのために僕が出来ることがあるのならば、何でもしてあげようと思った。





あぁ、そうか。

僕はここで一つのことを自覚した。


・・・僕は麗華さんが好きなんだ


僕はこの我が儘な女性が、毒舌な女性が、綺麗な女性が、完璧人間な女性が、可愛い彼女が、不器用な彼女が、寂しがり屋で素直じゃなくて努力家なこの人が好きなんだ・・・。


だから何だかんだで言うことを聞いてしまうし、焼き餅を焼くし、心配になるし、知りたくなるし、守りたくなるんだ。


「麗華さん」


気づいたらまた僕は彼女を抱き締めていた。


「これからは僕を頼ってください。頼りないけど麗華さんのためなら何でもします。だから少し楽して下さい。泣きたいときは泣いこ下さい。叫びたいときは叫んでください。肩の力を抜いて下さい。そしたら本当に毎日が楽しいですよ。今度から時間がある時はどこか遊びに行きましょう。今まで出来なかったことは全部やりましょう」


一気にまくし立てた。


「ど、どうして、そんなに・・・?」



「僕にとって麗華さんが大切な人だからです。我が儘で、毒舌で、綺麗で、何でもできて、寂しがり屋で、可愛くて、不器用で、素直じゃなくて、いつも努力してるあなたが大切なんです。僕もあなたに感謝してます。中学から僕も家では殆ど一人でどこか退屈な日々を送って来ていました。でも麗華さんが来てくれて毎日がとても楽しくなったんです。だから麗華さんには感謝しています」


本当に感謝している。


「ありがとうございます。」


「・・・ヒック、、、エグッ・・」


「どうぞ泣いて下さい」


それから麗華さんが泣きやむまで僕はその小さな彼女を抱き締めていた。









「陽くん、ありがとう。」

「こんな僕でよかったらいつでも使って下さい」


「・・そ、それでね。早速お願いがあるの?」


「そのぉ、わ、私が寝るまで・・・」


「寝るまで?」


「手を、てを、、にぎってて・・・」



「はい」

僕は小さな手を握った



「ずっと夢だったの、こうしてもらうのが」



「あったかい・・・」






それから彼女はすぐに眠りについた

しかし中々手を放そうとしない。

無理やりほどこうとしたら起こしてしまうかもしれない。

安らかな、本当に安らかに寝ている

しょうがない・・・



ご飯とお風呂まだなのになぁ・・・


















「ちょ、ちょっと何で陽君がここでねてるの」


「起きなさい!!」


「ボフッ」


「起きなさい、何泡ふきながら無視してるの」


「私を待たせるなんて、わびに私に朝食を用意しなさい」



朝からキツいよ・・・

体鍛えようかな・・・



「早く起きなさい、さもないと、キ、キス、するわょ」


分かりましたよ・・・

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