第7話 精霊使い
「…俺に近い存在の者がいたから来てみたが…只の超能力者には興味ない。悪いが死んでもらおう。」
なんだよ只の超能力者には興味ないって。只の人間には興味ありませんみたいな言い方されてもさ…
「死ね!」
辺りを業火が包む。俺はまた空間移動をし業火の中から一瞬で逃げる。
「何故…只の超能力者のはずなのに…」
「知らん。つーか俺も反撃していい?」
「ふっ……があっ…貴様…」
「本気だったんだけどなぁ…まだ駄目だった?」
「何を……したぁ………………」
「やべっ、やりすぎた?」
「あがああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!何をしたぁ!!!!!!!!」
「何もしてねえよぉおお!!!!!!」
「あぐぁ…かっ…」
「はぁ…やった…のか?」
「大丈夫ですか!?犯人をすぐに確保しろ!」
「はぁ…疲れた…」
結局、金剛努はその後風紀委員会に身柄を拘束され、金剛組は事実上崩壊したらしい。めでたしめでたし。
「本当にすいません、我々のミスで…」
「いや、まあいいや。」
「本当にすいません」
「にしてもさ、金剛組は何が目的だったんだ?」
「それは…」
「教えられないか…」
「…特別ですよ」
「ん?」
「金剛組等がいくら連合を作ったところで不良の集まりではロクに戦えません。裏に何かがいるんです…」
「で、その何かっていうのは…」
「…まだ調査中です。何も掴めておらず…」
「…」




