第4話 樰河一への宣戦布告
翌日。
一応警戒警告は解除されたらしいが辺りには風紀委員が大勢いるあたりまだ警戒されているんだろう。
そしてそれは授業中の事だった。風紀委員が数名入ってきた。それもお偉いさんらしい。
そしてを俺は連行された。そして風紀委員会第四地区本部に連れて行かれた。
「あなたは命を狙われています。」
「はぁ?何で俺が…」
「昨日、あなたは不良グループの3人に襲われた。結果あなたは撃退しましたが、あなたが撃退した不良グループは金剛組だったんです。」
「金剛組…」
聞いたことはある。有名な不良グループで確か天籟霤最大の勢力があるとか…
「それの復讐としてあなたを殺害し、それを知らしめることで自分らの力を見せつけようと考えているようです。」
「俺を殺して?信じられないんだが」
「当然でしょう。幸い金剛組のメンバーのほとんどはあなたの顔も名前も知りませんから。」
「…俺はどうしたらいい?」
「じっとしていればいいです。あなたの寮には警備を増やします。」
「あなたの身の安全は保障します。」
最後にそんなことを言われた。
そして俺は帰宅。明日からどうすればいいのか。しかも命を狙われていることは他人に言わないほうがいいらしい。
「はぁ…なんで俺が」
翌日。さっそく事件が起きた。