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第11話 陰謀
「では、死んでもらいます」
「ハァ？」
「フンッ」
ガシャン！
「あっぶねー！何すんだよ」
「我々に協力できないなら用済みです。死んでもらえばサンプルを手に入れることができますから」
「知らん！」
「うっ…」
「やばっ、やりすぎた？」
「…だーから言ったじゃん。ただの一般の事務員じゃ無理じゃん」
「…なんだその口調は」
「こっちのほうがキャラが立つかなって」
「ああ、そう」
「どうも、中央委員会最高議会議員ですが。」
「はぁ？」
「申し遅れたな。俺は立野麗矢。そしてこいつが」
「裏山雄一だ。あのポ○モンの奴ではないじゃん？」
「じゃんじゃんうるさいが。」
「…何ですか？」
「中央委員会の職務を妨害するのは校則で違反されている。よってお前を逮捕するのも可能だが…」
「お前らも…」
「そうだ。俺は超能力、浦山は精霊使いだ。」
「つまり…殺しに来たと？」
「そういうわけじゃないじゃん。とりあえず…」
「！？…なんだ…これ…」
「精霊使いである俺は水の精霊使いじゃん。そういうことじゃん」
「どうりで…ってなんだこれ…」
「水責めじゃん。」
「どうせなら女の子にやるべきだな。」
「もうやってるじゃん。」
「！？…璃奈…？」
「そうじゃん。悪いけどこれであなたは抵抗できないじゃん」
「クッ…何が目的だ！」
「我々の計画のためです。」
「計画…？」
「そうだ。プロジェクトだ。」
「東方…」
「こいつ殺していい？」
「構わなくない」
