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第6話 Rランク報酬はだいたい想定外

今日もよろしくお願いします( `・ω・´)ノ ヨロシクー


さっそくスタート

街に戻る頃には、空が少し赤く染まっていた。

初クエストは薬草採取のみ。

討伐は想定外だったが、依頼自体は問題なく完了だ。

「お疲れさまでした」

受付嬢は薬草を確認し、にこりと笑った。

「初日でこの量は十分ですよ」

「正直、途中で帰ろうかと思いました」

「生きて帰ってきただけで合格です」

その言葉に、少しだけ肩の力が抜けた。

報酬を受け取り、ギルドを出る。

銀貨数枚。

日本円換算はできないが、少なくとも飢えはしない。

「……生活できそうだな」

その瞬間。

視界が暗転し、ウィンドウが強制的に開いた。


ログインボーナス獲得!


連続ログイン:2日

報酬ランク:R



「来た……」

女神が、やけに楽しそうに覗き込んでくる。

「今回はいいの出るわよ」

「フラグ立てないで」


報酬内容:

・スキル《危機直感》



「……地味?」

一瞬、そう思った。

だが、次の行を見て言葉を失う。


効果:

致命的な危険が近づいた際、事前に警告を受け取る

(回避不可能な場合、警告は最大化される)



「……それ、めちゃくちゃ重要じゃない?」

「でしょ」

女神は得意げだ。

「死なないためのスキルセット、順調に揃ってきてる」

俺は背中に冷たいものを感じた。

もし、さっきのゴブリン戦でこれがあったら。

もっと早く察知できていたはずだ。

「……俺、運いい?」

「いいえ」

女神は即答した。

「続けた結果」

その言葉が、胸に刺さった。

街を歩く。

昼間より、人の視線を感じる。

「あの人じゃない?」

「Eランクで魔物倒したって……」

「耐性MAXの」

噂が、早い。

会社の社内チャット並みに早い。

「……やっぱ目立ってる」

「まだ序盤よ」

女神がさらっと言う。

「そのうち、もっと面倒になる」

脅しなのか忠告なのか分からない。

安宿に入り、簡単な夕食を取る。

硬いパンとスープ。

それでも、温かいだけでありがたい。

ベッドに腰を下ろした瞬間、体が一気に重くなった。

「……疲れてたんだな」

戦闘も、移動も、精神的には初体験だらけだ。

横になる。

天井を見つめる。

「明日も、生きて起きられるかな」

その瞬間。

頭の奥が、ちくりと痛んだ。


危機直感:微弱反応



「……え?」

女神が、表情を変える。

「もう来たわね」

「来たって、何が」

「あなたを探してる連中」

心臓が、嫌な音を立てた。

「国家?」

「それもあるけど……」

女神は、窓の方を見た。

「もっと早い」

外から、複数の足音。

宿の前で、誰かが立ち止まる気配。

ウィンドウが赤く点滅した。


危機直感:警告レベル上昇



俺は、息を呑んだ。

「……初日から、これ?」

次回もよろしくお願いします。( `・ω・´)ノ ヨロシクー

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