たたかいのはじまり
遅くなりました。
すみません!
今回少しだけ話が動きます!
ビュオオオオオオッ!!!
あたり一面ただの荒れ地となった元・傾き荘(現在斜度0°)跡。
そこに何機ものロボットが降り立った。
降り立った機体は、デザインには全く統一感がなく、共通点といったら、どれも人型であることと、戦う事を目的としたものである事ぐらいだった。
そんなとんでもない状況にて場違い過ぎる悲鳴が3つばかり上がっていた。
カスミ「にゃあああああ!!!
食料が!
僕たちの食料がああああ!!!」
ユイ「ボクの愛しの梅干しの種ちゃんも蒸発しちゃったよおおおお!!!」
ウエハ「あは…。
あははははっ…。
(捨ててあったのを拾ってきた)使用済みの紅茶のティーパックが…。
まだ、84回しか使ってなかったのに…。」
賢明なる読者の方々から
なんで生きてんの!?
とか、
意地汚すぎやろ!
とかゆうツッコミが入るよーな気もするが、とりあえずスルーしといて欲しい(いちいちツッコミいれてたらキリがない)。
カスミ・ユイ・ウエハ『おのれら許すまじ!!!』
食べ物の恨みは怖い。
これは古今東西万国共通の認識であろう。
そしてそれがゾンビ以上の意地汚さを持つカスミ達ならなおのこと。
カスミ「シャアアアアアッ!!!」
カスミは愛刀、姫百合(切れ味、ひのきの棒並み。よーするに皆無)を振るい(力のみで)次々にロボット達を撃破していく。
ユイ「ふかーっ!」
ユイは愛用の銃コレクション(残弾0)で(魔力&気合いで代用して)敵を撃ちやはり撃墜していく。
ウエハ「ちぇああー!」
最後になんとなく可愛らしい雄叫びをあげているウエハは、愛用のナックルである白き英雄カルキ(純なめし皮製であり、むしろ威力↓)をはめ、(魔力とおもいっきり力技で)敵を撃破していった。15分後…。
少なく見積もっても30機はいたロボット達は完全にスクラップになっていた。
ユイ「ううっ…。
ボク達のゴハンが…。」
ユイがひたすら落ち込んでいると、カスミとウエハが声をかけた。
カスミ「ユイ!
落ち込んでいないでこっちを手伝って!」
ユイ「にゅ?
手伝うって何を?」
ウエハ「さっき私達が倒したロボット達の部品を金物屋に売るんですよ。」
ころんでもただでは起きないっていうか、なんというか…。
そんなおり、先ほど倒したロボット達(大きさ平均20m前後)とはくらべものにならないくらい巨大なロボットが降りたったのだった。
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