せめて、ニンゲンらしく(生活してほしい)
今回はゆる~いギャグしかありません。
世界は100の区域で区切られている。
1番区域が最も経済的に豊かであり、治安も良い。
そして100番区域がその逆である。
100番区域は山なりになっており、下にいくほどより貧しくなっていく。
そしてその最も下に民宿、傾き荘(斜度60゜)がある。
そこに、貧しくもたくましく生きている3人の男の娘がいた。
1人目はカスミ・キサラギ(15)。
散髪に行く金すらなく伸び放題な髪は腰まで届くほど長く、愛刀、姫百合を携える姿は正に戦乙女(注※男)である。
2人目はユイ・ハガクレ(12)。
金髪のツインテールをたなびかせ、猫科の動物を連想させる大きな瞳。そして数々の愛銃を使う様はまさしく天使の如し。
3人目はウエハ・クルス(16)。
茶髪セミショートがおしとやかな雰囲気とあいまって和やかなお姉さんといった雰囲気をかもしだしている(男だけど)。
愛用の籠手である、白き英雄カルキを装着し、瞑想しているその姿は鋼鉄の処女(男以下略)と形容するにふさわしい。
そんな3人はこれから待ち受ける過酷な運命など知らずにたくましく生きていた。
カスミ達の日常は、ゴミ漁りから始まる。
カスミ「今日もいろいろ大量だなぁ。
腐りかけの牛肉、200gも見つけたよ。」
お腹壊しますよ?
ユイ「こっちは瓶に溜まったジュースをコツコツ集めたら5合瓶いっぱいたまったよ!
…いろんなジュース混ざっちゃったケド。」
毒の沼地の色してますね。
ウエハ「みんな贅沢な食べ方してますねー。
ミカンの皮やピーナッツの殻を残すなんて。」
もはや人間の食べ物じゃありません。
カスミ「今日のゴミ漁り終了ー!」
なんか某生徒会っぽく終わらした!
…その時。
ヒュルルルル!
ズガァァァァァァァン!!!!!!
霞達にミサイルが直撃したのだった。
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