登場人物 7・8章
七章はもうしただろ?と思うかもしれませんが、七章で名前すら出ていませんが七章の登場人物紹介で存在だけは明らかになっているキャラも紹介するということで一応七章もいれています。
ヨーダ・リムナソン
執政警邏隊、7番隊隊長。実は執政警邏隊内にいたウォーベックの弟子で今回のマーガレットの情報を流した張本人。戦闘能力的には執政警邏隊の隊長の中でも上位に入る。ランバートとかたくなに戦おうとしなかったことからもわかるように、危機管理能力は高いのでヤバいと思ったらすぐに逃げ出している。長生きするタイプです。
シュート・ホクシン
ランバートの師匠の孫で酒場の店主。ランバートの数少ない友人。幼いころから修業させられてきただけあってその実力は確かで、ウォーベックの五人の弟子と互角(ブラッドは除く)くらいの力はある。女好きでかなりハンサムなのでモテるが、それだけに失敗も多い。料理の腕は確かで舌の肥えたミラリオも賞賛している。
幼少期から祖父の道場の者たちを見てきたことにより、相手の実力を見抜くという一点においてはランバートより上である。もっとも、相手の実力を見る時にランバートは安全策をとりすぎるので相手を過大評価する傾向にあるせいもある。
シズク・セイア(セイアは母方の性)
シュートの娘。父親譲りの才能があったのか剣の腕はなかなかのもの。普通に冒険者にでもなればいいのだが、なぜか死神会という不良少年グループに入ってしまっている。入った理由は小さいころに仲の良かった幼馴染の少年が入っていたとか、そういったエモいエピソードはなく、仕事を探していた時に『即金払いで高額報酬!ホワイトな仕事です!』といういかにもなあおり文句につられて入ってしまっている。ただ、入ってからは本人も言っていたように普通のギルドで請ける様な仕事はしていたが、あからさまな犯罪行為には加担していない。
すぐに抜ければ良かったのだが、生来の面倒見の良さがあり、いつか死神会を真っ当な組織にしようと思っていたところに潜入捜査官が来たのであんなことになってしまった。
死神会のメンバーたち
反社組織の下部組織の下部組織のそのまた下部組織の…末端構成員。いわゆる街の不良グループだが、あまり素行が良くない。まあ、素行良い不良組織などないので当たり前ではある。
次回から最終章 ランバート が始まります。 064 国三指 です。