登場人物(1章・2章)
読まなくても本編に基本的には支障はないですが、本編では語られていない事もわかるらしい。という噂。
ランバート・ロードス
本作の主人公。29歳。本気で世界最強を目指して真面目に修業していたが、ある男を遠くから見て(あっ、こりゃあ無理だ…)と戦わずして逃げ出してからは最強になる事をすっぱり諦めている。それなりの年齢なので状況に合わせた対応もできるが、本気になるざる得ない状況になるとすぐに粗が出る。帝都に来てからは「あまりに貧乏になりすぎてちょっとだけケチになった」とは本人談だがもともと金に弱い性格であるらしい。という噂。
マーガレット・レイ
別名『氷の執政官』。19歳。レイ家の第三王女にして帝国に三人しかいない執政官の一人。かなりの美少女だが『氷の』の二つ名の通り常に冷厳な表情をしている。ワイロが当たり前になっているなど、腐敗している帝都の役人たちをあまり信用していないため直属の執政警邏隊を創設した。起きている時はまさに『氷の』だが、寝相はだらしなく、寝顔はおもしろいらしい。という噂。
ウォーベック・セガール
帝都において5本の指に入る民間軍事組織の長。剣の実力でのし上がった男だが、今は政治に興味があり、いろいろな貴族の元に出入りしている。特定のパトロンがいるわけではないと言われているが…。ちなみに本人が言っていたように剣の実力はランバートと互角である。帝国では三指に入る使い手でいつかランバートと対決する機会があるらしい。という噂。
ミラリオ・フォスター
執政警邏隊三番隊隊長。ボーイッシュな顔な外見をしているが胸は大きい。生真面目な性格をしており、マーガレットの友人だが、姫であるマーガレットより世間知らずなところがある。帝国貴族としての誇りを持っており、一般市民を下に見ているが本人には全く悪気はなく、一般市民は守るべき存在と思っているのがある意味たちが悪い。今後もちょくちょく出てくる。という噂。
サミュエル・スタローン
執政警邏隊総隊長。まだ二十代半ばの若さだがその実力は確かで剣技では帝国最強の『国三指』の次のグループに位置している。マーガレットに対する忠誠心があつく、執政警邏隊を統率するにはうってつけの人物だと言える。ランバートに負けたは悔しく思っているが、その実力を認めており、特に逆恨みもしていない意外とさっぱりした性格をしている。という噂。
ラナ・グラン
帝都にあるギルドの受付嬢。完全に人を見た目で判断するタイプだが、それを全く隠していないのである意味潔い。士官学校時代は捕縛術ばかり練習しており、その上、才能も有ったので捕縛術では有数の達人になっているすごい人。今後もまだまだランバートとからみがあるらしい。という噂。
覆面の男
謎の男。本人も(私は謎の男だな)と思っているほど謎の男。という噂。
次回から 第3章 不倫執政官 が始まります。 019 執政官の不倫 (という噂) です。
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