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にゃっ!?

カーソルを向けていただいた方に感謝!!


「なんでございましょう。」

 四人の中で一番偉さをかんじる幹部が発言した。

「一つ、俺への敬語はやめにすること。」

「にゃっ・・・。」

「それはぁ・・・、それはぁできまぁせん。」

「中身がレオネ様でなくても、忠誠心は変わりません。」

「レオネ様に対してご無礼は許されぬ行為です。」

 四人は一斉に俺の提案を断った。

 こっちがその圧に押されそうだ。

 っていうか、女を目の前で頭下げさせてる時点でもう俺の感情なんてよく分からんが・・・。

 いくらなんでもこのレオネに対する部下の配属心がえぐい。

「なんでも俺は、向こうの世界では身分が底辺ほどだった。それが急にトップになると気が狂っちまう。」

 目の前の幹部の一人が少しばかり考えていた。

 何を考えているかは大体想像がつくが、どうかと俺はその願いが通るかを願うばかりだ。

 そして、その幹部は再び強く言った。

「っは。承知しました。」

「にゃっ!?」

「アリ!?」

「どうすんの。」

 一人の幹部以外は、俺にため口で話すことは反対らしい。

 当然のことだ。今まで目上だった人に対して、それも王に対して今日からため口でと言われたら反対するだろう。だが、この幹部らは違った。

「あなたたち。レオネ様のお言葉ですよ。」

 と一人の幹部が言うと、他の三人に電気が走ったように姿勢が良くなり、我を取り戻したような様子になった。

「「「「我ら一同、全力でお力になります。」」」」

 なんか急に空気が変わった。辺り一帯が重々しくなった。

 幹部たちも一層ピリついた雰囲気だ。

「まあ、それはおいおい片づけていくことにしよう。」

 急にヤレと言われても無理な話だからな。

 俺もまだこの雰囲気に慣れていない。

 それにしても、凄いと思う。いくら王の頼みだからって、王にため口でという願いをこんなにもすんなり受け入れてくれるとは・・・、なにか秘密があるのだろうか。

「二つ目だ。俺はレオネ様ではない。そして、もともとこの地にいたわけでもない。だからこの世界について詳しく教えてほしい。このレオネのことに関しても。」

 当然だ。まだこっちに来て一日も経ってない気がする。

「っは。承知いたしました。まずこの世界についてにしましょう。この世界はマシオと呼ばれ、鬼族、妖族、魔族、そして我々獣族の大きく分けて四つの種族に分断されます。その王たちはマシオの四王と呼ばれています。種族はそのほかにも多々ありますが、その他の種族は全て主な四つの種族に取り込まれています。そして、今戦っていたのが魔族。主に魔法を使った戦法で遠距離でも戦えることで未だに力が増してきています。」

「次に鬼族。鬼族はかつて違う世界にいたそうです。その世界を追い出されてきて、この世界ではダントツで頭が悪いです。確立した言語はなく、暮らしも野蛮です。ですが、その圧倒的な力と勢い、そして鬼族しか使いこなすことのできない武器を使ってこの世界の四分の一を得ました。」

「続いて、妖族です。この種族はぁとっても賢いんです。鬼族の正反対ですね。まぁ法や接近戦はぁできまぁすがぁ他の種族にはぁ劣りまぁす。それをカバぁするほどの頭脳戦をするのです。とても戦いにくいぁ相手です」

「そして、最後に我々獣族ですにゃ。我々は魔法が不得意ですにゃ。使えるのはレオネ様直轄の部下だけですにゃ。しかし、我々は他には劣らない武器があるにゃ。それが、剣と盾にゃ。接近戦ではどこにも負けたことがない我々は、レオネ様のお力もあってここまで来れたにゃ。」

 ・・・・・。

 うん。わかんねえ。さっぱりだ。今のを「なるほど。」ってなる奴は天才だよ。

 だが、そんな俺にも分かったことはある。


「・・・にゃ。だと・・。」


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