俺の名は・・・
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目の前に広がる暗い雰囲気。
どこまでも高い天井。
窓から入り込む赤い光。
何も聞こえない無音の空間。
周囲に広がる緊張感。
さて、問題だ。俺はどこにいる。
答えは・・・・
「レオネ様。全幹部そろいました。」
「ありがとう。」
周囲には四人の獣耳っ娘《けもみみっこ》。体格や服装はバラバラだ。だが、皆俺に片足をつき頭を下げているのは一緒。
俺は戦争からコイラに従って帰ってきてから、よく分からなかったことがだんだんとひもとけた感じだ。
まず一つ、俺は女王である、レオネにと言う奴の中に入り込んでしまったこと。
二つ、目の前にいる四人の獣耳っ娘は全員幹部ということ。
だが、これしか分かっていない。
「さて、一つ報告がある。」
そう俺が言うと、今以上に周囲がピリついた。
「俺は、レオネ様じゃない。」
「「「「・・・・・・・・・・・・・。・・・・・・・??」」」」
四人は頭を下げながらも頭の上に疑問符があるのが分かる。
「まずみんな、頭を上げてくれ。俺はそういうのは得意じゃないんだ。」
「「「「・・・・っは。」」」」
そう四人が言うと、それぞれの顔が明らかになった。そのうち一人は戦いの場にいた奴だった。
「もう一回言うぞ。」
俺もまだ全然分かってないから、こいつらも多分まだ分かってないと思った俺はもう一度言った。
「俺はレオネ様なんかではない。」
「「「「????」」」」
やはりな。そうなることははじめからわかっていた。
だが、そろってはてな状態になっている中、一人が口を開いた。
「レオネ様。申し訳ございません。私の頭脳では理解することができません。失礼なことを申し上げますが、今一度ご説明をお聴きしたく存じ上げます。」
「わかった。」
説明はした方がいいと思い俺が誰なのか、何が起こったのか、なぜ起こったのかを詳しく説明した。
高校でカースト底辺だからって、コミュ力がないわけではない。したくなくてしなかっただけだからな。
だが、人の上に立つのは初めてだから、どう話せばいいのかがわからない。
そんなことを頭の片隅で考えつつ、一通り説明を終えると
「なぁるほど。つまり、あなた様ぁは、外はぁレオネ様ぁですがぁ、中身は柊様というわけですかぁ?」
やはりこの国の幹部。理解力はみんな高いらしい。他の四人も納得のいった顔つきをしている。
「ああ、うん。んん。そうだ。だから、ここで俺から二つ提案がある。」
「なんでございましょう。」
どうしよっ。なんかむずかゆい。
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