表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
11/16

俺の名は・・・

ボタン押していただいた方に感謝!!

 目の前に広がる暗い雰囲気。

 どこまでも高い天井。

 窓から入り込む赤い光。

 何も聞こえない無音の空間。

 周囲に広がる緊張感。

 さて、問題だ。俺はどこにいる。

 答えは・・・・

「レオネ様。全幹部そろいました。」

「ありがとう。」

 周囲には四人の獣耳っ娘《けもみみっこ》。体格や服装はバラバラだ。だが、皆俺に片足をつき頭を下げているのは一緒。

 俺は戦争からコイラに従って帰ってきてから、よく分からなかったことがだんだんとひもとけた感じだ。

 まず一つ、俺は女王である、レオネにと言う奴の中に入り込んでしまったこと。

 二つ、目の前にいる四人の獣耳っ娘は全員幹部ということ。

 だが、これしか分かっていない。

「さて、一つ報告がある。」

 そう俺が言うと、今以上に周囲がピリついた。


「俺は、レオネ様じゃない。」


「「「「・・・・・・・・・・・・・。・・・・・・・??」」」」

 四人は頭を下げながらも頭の上に疑問符があるのが分かる。

「まずみんな、頭を上げてくれ。俺はそういうのは得意じゃないんだ。」

「「「「・・・・っは。」」」」

 そう四人が言うと、それぞれの顔が明らかになった。そのうち一人は戦いの場にいた奴だった。

「もう一回言うぞ。」

 俺もまだ全然分かってないから、こいつらも多分まだ分かってないと思った俺はもう一度言った。

「俺はレオネ様なんかではない。」

「「「「????」」」」

 やはりな。そうなることははじめからわかっていた。

だが、そろってはてな状態になっている中、一人が口を開いた。

「レオネ様。申し訳ございません。私の頭脳では理解することができません。失礼なことを申し上げますが、今一度ご説明をお聴きしたく存じ上げます。」

「わかった。」

 説明はした方がいいと思い俺が誰なのか、何が起こったのか、なぜ起こったのかを詳しく説明した。

高校でカースト底辺だからって、コミュ力がないわけではない。したくなくてしなかっただけだからな。

 だが、人の上に立つのは初めてだから、どう話せばいいのかがわからない。

 そんなことを頭の片隅で考えつつ、一通り説明を終えると

「なぁるほど。つまり、あなた様ぁは、外はぁレオネ様ぁですがぁ、中身は柊様というわけですかぁ?」

 やはりこの国の幹部。理解力はみんな高いらしい。他の四人も納得のいった顔つきをしている。

「ああ、うん。んん。そうだ。だから、ここで俺から二つ提案がある。」

「なんでございましょう。」

 どうしよっ。なんかむずかゆい。

感想などお待ちしております。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ