王女殿下の死神
アウルガシア大陸の大国、ロンダリア連合王国。
産業革命を成し遂げ、海洋発展の道を進もうとするこの王国には、一人の王女がいた。
エルフリード・ティリエル・ラ・ベイリオル、御年十六歳の少女は陸軍騎兵中尉として陸軍大学校に籍を置く「可憐」とはほど遠い、少年のような人物。
そんな彼女の隣には、いつも一人の少年の影があった。
リュシアン・エスタークス。
魔導貴族エスタークス伯爵家を継いだ魔術師にして、エルフリード王女と同い年の婚約者。
そんな彼に付けられた二つ名は「黒の死神」。
そんな王女の側に控える死神はある日、王都を揺るがす陰謀に遭遇する。
友好国の宰相が来訪している最中を狙って、王政打倒を唱える共和主義者たちが動き出したのである。
そして、その背後には海洋覇権を巡って対立するヴェナリア共和国の影があった。
魔術師と諜報官と反逆者が渦巻く王都で、リュシアンとエルフリードは駆ける。
産業革命を成し遂げ、海洋発展の道を進もうとするこの王国には、一人の王女がいた。
エルフリード・ティリエル・ラ・ベイリオル、御年十六歳の少女は陸軍騎兵中尉として陸軍大学校に籍を置く「可憐」とはほど遠い、少年のような人物。
そんな彼女の隣には、いつも一人の少年の影があった。
リュシアン・エスタークス。
魔導貴族エスタークス伯爵家を継いだ魔術師にして、エルフリード王女と同い年の婚約者。
そんな彼に付けられた二つ名は「黒の死神」。
そんな王女の側に控える死神はある日、王都を揺るがす陰謀に遭遇する。
友好国の宰相が来訪している最中を狙って、王政打倒を唱える共和主義者たちが動き出したのである。
そして、その背後には海洋覇権を巡って対立するヴェナリア共和国の影があった。
魔術師と諜報官と反逆者が渦巻く王都で、リュシアンとエルフリードは駆ける。
序 王女の少女と魔術師の少年
2019/09/22 17:23
(改)
1 幽霊屋敷と魔術師
2019/09/23 10:33
2 勅任魔導官
2019/09/29 15:18
(改)
3 エルフリードの独占欲
2019/10/04 21:40
4 夜会
2019/10/12 16:33
5 魔術師の邂逅
2019/12/07 17:15
6 専制主義者と共和主義者
2019/12/30 22:23
7 呪詛の行方
2020/01/02 17:35
8 革命運動
2020/01/04 10:18
9 革命家たちの陰謀
2020/01/12 21:36
10 モノクロの世界で
2020/01/18 12:17
11 この国のかたち
2020/02/08 14:13
12 密告と粛清
2020/02/23 10:34
13 交錯する利害
2020/03/14 16:28
14 情報機関の職掌
2020/03/28 11:22
15 王女の謀略
2020/03/31 13:22
16 魔術師の招待状
2020/04/21 12:19
17 イデオロギー問答
2020/04/29 15:22
18 二正面作戦
2020/05/30 20:13
19 二人であることの意味
2020/06/20 16:21
(改)
20 死神たるの対価
2020/06/24 11:30
21 剣姫と死神
2020/06/27 13:33
終 夢見る二人
2020/06/29 12:26
(改)