ヒャッハー、経験値をよこせー。その二
すまない、昨日は投稿できなかった。
変わりにだいたい2000字強の話書いたから
許しt(殴(殴
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種族レベルが上昇しました。
1SPを獲得しました。
職業レベルが上昇しました。
短刀術のレベルが上昇しました。
幻惑魔法のレベルが上昇しました。
幻惑魔法のレベルが上昇しました。
無属性魔法のレベルが上昇しました。
魔力増加のレベルが上昇しました。
魔力消費軽減のレベルが上昇しました。
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私は、ドフネズミ君を約二十匹ほど倒して回りレベリングをした。
レベルが上がったことはいいことだ。
そして、今は座りこみひたすらにウンウンと唸っていた。
理由は下層への階段を私が何事もなく見つけてしまったからだ。
正直に言えばこのまま降りたい。
しかし、しかしである。
ここはあの変態的上昇思考の運営達によって開発、管理されている
ゲームの中のダンジョンなのだ、確率的には低いが
運営は、
『できる限り、リアルにするならこれくらいの難易度が妥当だよね☆』
っと、清々しい笑いを浮かべて言ってきそうなのだ。(偏見)
古事記にもそう書いてある。
しかし、私は行かねばならない。
例えどんな卑劣な罠があろうとも!
・・・なわけ、あるかい。
えぇ、はいそうですとも。
私は小学校から大学、そして現在にいたるまで
私は圧倒的引きこもりかつ、文科系人間なのだ。
そもそも、ここまでかすり傷程度しか負っていないというのが
奇跡なのである。
大事なのでもう一度言おう。
奇跡なのである。
おもえば、小、中学校でも体力テストはしたから数えたほうが
早かった記憶があるくらいなのだ。
私が怖がっているのは、例えるなら
『とりあえず、ここまで仕事やったしさすがに大丈夫っしょ。
・・・大丈夫だよね?』
というような感情なのだ。
つまるところ、私は心の中で
『恐い痛いの、恐い。』とガクブルしているだけだ。
腹をくくり下に降りる覚悟は決めておきたい。
私はスクッと立ち上がり目の前の階段をにらめつけ
ダッシュしていった。
降りてきてわかったことだか、外観に関しては正直あまり変わらない。
多少、暗い雰囲気になったかというところだ。
周りを探索していると壁によりかかった骸骨と、
その傍らに装備品と思われる、剣と革の鎧があった。
「うへぇ、マジですか。ここまで再現しますか普通。」
思わず声に出してしまったが仕方ないと思う。
他のゲームでも骸骨の頭を置いておく程度なのに
ここでは全身骸骨がちょこんとおいてある。
やっぱりこのゲームの開発は良い意味でも悪い意味でも変態だ。
私は、冗談半分に置いてあった剣にてを伸ばし掴んでみる。
カチリ、という音とともに持ち上がった剣は結構重さがあった。
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「━━━の剣」を入手可能です。入手しますか?
また、次回からこのインフォメーションを表示しますか?
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へ?まさかこれも入手可能なの?
武器の数は少ないため手に入れておきたい。
しかし、なぜ名前が表示されないのだろう。
こうゆう時にこそ、メニューのヘルプさんに相談である。
ヘルプを開くと問題点の入力画面が表示されたので、
『武器入手の際に武器の名前が表示されないこと。』
と入力した。すると、
『仕様です。スキル鑑定等を使うことで名前を確認できます。』
とのこと。
スキル鑑定か。
敵のレベルが分からないというのも意外と困っていたのだ。
いずれ必要になるだろうし、とっておいたほうが良いのだろう。
メニューを開き、ステータスの所からスキルの欄を開く。
すると、獲得に必要なSPは2だった。
・・・・・こんちくしょうめ!
またかよ、またなのか。
えぇ、はいまたですよ。またSP0の状態に戻るのだ!
はーい。鑑定スキルちゃんをとりましょうねー。(吐血)
『スキル鑑定を獲得しました』
じゃ、さっそく。
「❮鑑定❯。」
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名前:ロングソード 品質:粗悪品
詳細:とある冒険者の持ち物だったもの。
時間の経過により、切れ味は悪く、脆い。
所有者無し。
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成る程。これは取ってよかった。
良スキルだ。しかし、品質なんてものもあるのか。
じゃあ、この剣と革の鎧はもらって大丈夫かな?
という訳で、インフォメーションに『はい。』と押して
次回から表示させるかというところにも承諾しておく。
さてと、剣は一応メイン武器として装備させておくか。
・・・ある偉い人は言った。
飛ばせない弓はただの弓だ、と。
いや、意味わからんけど事実矢がないから仕方ないね。
あと、革鎧と革の服を入れ替えて防御力の向上を図る。
テクテクと歩いていくと、先の暗闇に人影が見えた。
こんな、『下層にいるのは同じ魔物プレイヤーだろう』と、
近づいてみると、
そいつは全身骸骨のスケルトンさんだった。
・・・ですよねー。
キシャァーーというこえを出して向かってくるそいつに
軽い恐怖感を抱いた私はとりあえず剣を抜いてルーふりまわした。
・・変な叫びとともに
「その声どっから出してるのー!?」
ドンガラガッシャァン。擬音にするならこんな感じだろうか。
ふりまわした剣は見事、スケルトンに当たりふきとばした。
野球ならホームランだろう。
「殺ったか!?」
そいつぁ、フラグですぜ。
というツッコミは無しとさせていただく。
そして、私は建てたフラグは回収していく系ドッペルゲンガーだ。
むくり、と起き上がったスケルトンを見て発狂寸前になった
私は、戦士としてあるまじきことに剣をぶん投げてしまった。
・・・・あれ、魔法使いだったよね?
しかし、そうして投げた剣は命中しスケルトンの頭蓋骨を
粉砕した。
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名前:レーヴ
種族:二重の歩く者Lv4
職業:魔法使い見習いLv4
スキル
幻惑魔法Lv3
魔力増加Lv3
魔力消費軽減Lv3
無属性魔法Lv4
短刀術Lv2
弓術Lv1
斬撃脆弱Lv―
光属性脆弱Lv―
神聖属性脆弱Lv―
❮種族スキル❯
複体Lv2
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装備
メイン武器:名も無きロングソード(耐久値100/65)
サブ武器:初心者のナイフ(耐久値100/∞)
首:無し
腕:無し
上半身:革鎧
下半身:革のズボン
装飾品:無し
装飾品:無し
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実は、私の投稿している、もう一つの小説。『コミュ障にVRMMOはできますか』の
更新こっちがある程度落ち着いて投稿ペース
落としてよくなりそうになったら
更新再開するつもりです。
という訳で、URL。
https://ncode.syosetu.com/n9178es/
すまんが、URLの張りかたが分からない。
ドラッグして飛んでください。