ヒャッハー、経験値をよこせー。その一。
めちゃくちゃ短いです。書く時間なかったんです。
許しt(殴
By謝り倒すタケヤリ
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複体スキルが発動しました。
複体スキルのプリセット1にアバターを保存しました。
複体のレベルが上昇しました。
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やったぜ、ついに生身の人間のからだを手に入れてやった。
ただ、一つ言いたいことがあるとすれば
複体スキル君。まさか君も魔力消費ゴリゴリ族だったとは。
私の魔力はまた瀕死状態ですよ。
それに、複体スキルってマジで何も恩恵ないんだね。
ステータス見ても何も変化ないよ。
しかも、プリセット制とは。
ステータスからスキルを見てみると5つまで保存可能なんだそうな。
しかし今回のことでわかったが、プレイヤーの中には
『魔物プレイヤーを倒してしまっても構わんのだろう?』
スタイルの方もいるらしいとわかった。
何のゲームだったか、とあるクソゲーが発端となって
作られた有名な言葉があったはずだ。
確か、『レベルを上げて物理で殴れ』だったか?
私にも、その言葉は当てはまるかもしれない。
他のプレイヤーに殺されちゃわないようにある程度強く
なっておいたほうが良いのかもしれない。
なら、レベリングだよな。
「きゅー。」
私の足元でドフネズミ君が黒い煙となって消えていく。
「へっへっへ、アンちゃん良いもの持ってたじゃねぇか。」
・・・・もう、こんなテンションじゃないとこんな作業やってられん。
既にレベルは一度上がった。
ドフネズミ君ではレベルはもう上がりにくくなっている。
次の階層(上か下かは分からないが)いくべきなのかもしれない。
そんなことを考えていると、目の前にドフネズミが三匹ほど沸いて
私に気付き威嚇の音を立てながら襲いかかってくる。
きっと今の私はいつもの私が見たら引くような笑みを浮かべ
ているのではなかろうか。
「経験値さんがやって来た」
・・ドフネズミ君はスタッフが物理的に美味しくいただきました。