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あの、私頑張らせていただきます。  作者: タケヤリ(バンブー)
6/10

物理的コミュ障が発生しました。

なんか最後らへん、おかしいですかね?

By豆腐メンタルのタケヤリ

私はあのあと正気にかえった。

そう、よくよく考えれば、いや考えずとも

私は魔法使いなのだ。

いかに、メインの魔法が一発しか打てなくとも

いかに、短刀術などと言う暗殺者らしいスキルをてにいれようとも、

私は魔法使いなのである。

・・・・魔法使いってなんだっけ。(哲学)


とにかく、私はあのあと無属性魔法の初期魔法❮魔力球(マナボール)❯によって

ドフネズミ君を5体ほど倒すことができた。

その間、他のプレイヤーに会うことはなかったが、

種族のレベルと職業のレベルが一つずつ上がり、

種族のレベルが上がったことで1SPも入手した。


『SP』というのは、スキルポイントの略であり、

新しいスキルの入手や、派生したスキルの習得などに使われる。

種族レベルの上昇、特殊クエストのクリア、

イベントの景品などから入手できるが、

運営曰く、基本有限なので『ご利用は計画的に~』だそうだ。


話しを戻して、スキルについては

無属性魔法が2レベル、魔力消費軽減が1レベル

上昇したので良いレベリングになった。


そして、私は今とんでもない事態の最中にいるのである。

何と目の前をプレイヤーらしき人影、しかも二人ほどが

通り過ぎていったのだ。

これは、追いかけてぜひ友好的な関係を作っておきたい!


そうと決まればペタペタダッシュ。

そして、前の角を曲がろうとしたところで声がきこえてきたのだ。



「――――――――ййййййммцрруррр.」

「ЖЖККооКθψЁ!Ё」


・・・何て言ってるのかわからんよ。

すると、

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

人間系プレイヤーの言語を聞くことに成功しました。


❮言語学❯のスキルを1SPで入手可能です。

獲得しますか?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

成る程。スキルが必要だったのね。

まぁ、どうせ後から必要になるしとっておくか。

さっそく、手に入れたSPがなくなるのは悲しいが。


去らばだSP、君のことは多分一日ぐらいで忘れるだろう。

というわけで取ったぞー。

さて、いざ尋常に、


「・・・モンスター・・・倒す・・・!」

(だぁー、湧いてくるモンスター倒すのめんどくせー!)


「・・・仕方ない・・・・でも・・うざい・・・」

(仕方ないじゃないですか、でも確かにうざいですね。)


確実にヤバイ人たちじゃないですかやだー(棒)


なぁ、あんたら魔物になんの恨みがあるだよ・・・。

ベータ版の魔物するプレイヤーってそんなに嫌なやつばっか

だったのか?


逃げなきゃと体を反転させたとき、


瞬間、レーヴさんに電流走る。

レーヴさんは思う。

『あれ?これは複体のスキルを合法的に試す良いチャンスなのでは?』と


となれば、行動あるのみである。

あの、二人組に幻惑魔法で霧を発生させたら猛ダッシュ。

片方の男の背中にタッチして、


「❮複体❯。」


その後、即離脱。

近くの脇道にはいり幻術を解除。おろおろしている二人を尻目

にこそこそと逃げていく。

まるで気分は台所という聖域にいるG(ゴキちゃん)

である。


やった。


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