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すべての記憶は その日に還る 『稜明学園騒乱譜 RIOT NOTE Ⅳ』 宿星惑行(一) 

作者:AYA
記憶のズレは、どこかボタンの掛け違いとよく似ている。しばらくの間、間違いは気付かれることがない。ある日突然、あるべき物がそこにはない事実が突きつけられる。呆然と立ち尽くす時が、訪れる。
「……大丈夫。出来るわよ」青年の耳に入った呟きは、安楽な稜明学園には場違いなまでに、切迫していた。嗅ぎ取ったのは、彼女の怯え。焦りを抱いた怯えだった。
(一)
2012/11/10 21:28
(二)
2012/11/14 09:00
(三)
2012/11/17 08:20
(四)
2012/11/21 20:33
(五)
2012/11/24 10:43
(六)
2012/11/28 09:00
(七)
2012/12/01 09:00
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