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世界を旅するユグドラシル  作者: そこらへんのザコ
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何も知らないのに現人神?②

は?


どういうこと?これって夢だよね?


「はぁ〜」


なんか物凄い深い溜息をつかれたけど意味がわからないし


「本当に何も覚えてないのね…前世の貴女は死んだのよ、そしてカタリナ様に拾われて私の娘として生まれ変わったの」


は?死んだ?ブラック過ぎて過労死しちゃったのかしら…


「それで生まれ変わるならってあれこれ注文をつけてうるさいから面倒になったカタリナ様が私に押し付けたのよ」


「全く、この世界には禁忌の名が2つあって創造神のカタリナ様の名と魔力を司るユグドラシルの名は誰も名乗ることができないのよ」


「私自身はただのユグドラシルとしてここにいるけど、貴女は人の形をして生まれたから私と同等の力を持ちつつ動き回れる世界で唯一のユグドラシルなのよ」


ん〜、よくわからないけどお母さん?の他にユグドラシルは私しかいなくてユグドラシルを名乗れるのも私しかいないってことだよね?それって物凄く面倒なのでは?


「そうね、人の世では面倒事が起きそうな気はするけど、そもそも貴女不老不死だからね?そして魔力を司るってことは貴女に使えない魔法はなくて相手に魔法を使わせないようにすることもできるのよ?」


まて、今なんて言った?不老不死?


「そうよ、貴女が望んだこと」


「そしてこの世界で不死なのは私だけ、だから私の元で生まれた、そして人の姿で生まれた貴女に不老までつけたのはカタリナ様のサービスね」


サービスで不老て…しかも不死で誰も名乗れないユグドラシルを名乗って魔力を司る…

私に魔王か何かになれって言ってるのかな?


「さあ?別に何かになってくれなんて話はなかったわよ、好きに生きたらいいんじゃない?」


なんか物凄く緩いというか適当な感じがする


それで外で暴れてる連中はなに?


「あーあ、あれはエルフだね、なんか私の守護者を勝手に名乗って落ちてる枝や葉っぱを拾って生活してる奴らだよ」


そのエルフがなんで攻撃してくるの?


「貴女が生まれるから連中が入って来れないように防御結界を使ったのよ、あんな野蛮人共と一緒にいたい?」


うん、絶対に嫌だ


「だろうね、だから貴女がある程度大きくなって常識を学ぶまで連中には関わらないようにすることね」


「ここにいれば食べ物にも困らないしこの世界のことはそこの本棚にある書物である程度は勉強できるでしょ、時間はいくらでもあるんだから好きなだけ学ぶといいわ」

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