04 絶対許さん
腕の痛みもほとんど消え去ると、神父が言った。
「じゃあ、魔力を意識しながら<ステータス>って言ってみるんだ」
「は、はいっ」
. . . . . いや、魔力を意識ってなんだよ. . .
「『ステータス』」
その時、全身から何かが湧き出てくるような感じがした
「うおっ」
’ステータス'
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【名前】 レイン・アリオス
【種族】 人間族 【年齢】 5歳
魔力 : 2630042
【称号】
<魔術師> Lv.3
【スキル】
〈魔法系〉
[水魔法] Lv.1
[火魔法] Lv.1
[氷魔法] Lv.1
[援助魔法] Lv.1
〈剣術系〉 なし
〈防御系〉 なし
【固有魔法】 ステータス
【総合能力】 D
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. . . これって強いほう、なのか?
総合能力 〈 D 〉って、めっちゃ微妙な気がするし、しかも〈魔術師〉?全然強そうじゃないが、、まあ、意外と強かったりするのかな?
「どうでしょうか」
「え、ええ。魔力量は少し少ないですが、まあ平均並みにはありますよ」
ん?へ、平均?!嘘だろ、俺のお父さん、あの『英雄』だぞ?おっかしいだろ、お゛い
「そう. . ですか」
あの女神、ほんっとにつくづく厄介な奴だな、マジで。
勘弁してくれよ・・・
▽
「おーい、終わったかー」
お父さんを先頭に、みんなが森の方から歩いてくる。
何をしていたのかは分からないけど、何だかとても楽しそうだ。
「はい、お父さん。無事終わりました。待たせてしまってすみません」
「いやいや、全然。俺たちは結構楽しかったしな、飯も美味しかったし」
アベルさんが答えた。アベルさんもにっこにこだな、おい。何かあったのか?
「ご飯?それって僕の分もあります?」
「ああ、もちろんここに. . あれ?」
・・こっちも大体分かってたけども
昨日の誕生日会で気づいたけど、アベルさんは、そうめっちゃ食べる。まじ、めっちゃ
剣士は腹が減るのが早いのだろうか。
「あれぇ、いやそんはなず……
「もういいですよ、待たせてしまったお詫びだと思っておいてください」
結局、聖紋の儀には1時間以上かかってしまった。あの女神と話してたからかな?よく覚えていないが。
「おおぉ、ありがとぉ〜」
「どっちが子供だよ」
「あはは」
俺も中身、大人なんだよなぁ。言えないけども。
「そういえばお前、ステータスはどうだったんだ」
アベルさんが聞いてきた
「見たいんですか?」
「いや、無理にとは言わないが…」
「別にいいですよ」
「私も見てみたいわぁ」
お母さんまで、、
「『ステータス』」
’ステータス'
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【名前】 レイン・アリオス
【種族】 人間族 【年齢】 5歳
魔力 : 2630042
【称号】
<魔術師> Lv.3
【スキル】
〈魔法系〉
[水魔法] Lv.1
[火魔法] Lv.1
[氷魔法] Lv.1
[援助魔法] Lv.1
〈剣術系〉 なし
〈防御系〉 なし
【固有魔法】 ステータス
【総合能力】 D
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しばらくの沈黙の後、アベルさんは口を開いた。
「……ま、まあそこまで悪くはないんじゃないか」
「そ、そうよね」
みんな、俺のステータスを見るとなんとも言えない顔をする。
〈英雄〉の息子。その看板の重さから、彼らが何を期待していたのかは痛いほど分かった。
「ま、まあこれからだよな」
アベルさんは不自然な笑みでこっちを見てくる。
「そ、そうよ。これからレベルを上げていけば、きっと強くなるわよ」
お母さんまで、そんな露骨に出さなくてもいいじゃないかぁ、ちくしょうめ。まじであの野郎、絶対に許さんからな。
「それじゃあ、帰りますか」
「おう」
ただ、お父さんだけは、俺のを見ても何も言わなかった。
しかし、レインはその事に気づく事はなかったーーーー
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