21 ダンジョンの奥には・・・
*《29階層》*
ここに入ってから4日目になった。ついに29階層、最下層まで、後少しだな。
てか、ここまで来て、ずっと気になっていることがある。このダンジョン、最下層に行くにつれて、魔物が少なくなっていった。
何が起こってるんだ?S級なら、最下層にいくにつれてもっと難化してもおかしくはない。それなのに、簡単になるなるなんて・・・
「今度はなんだ・・・ん? 狐?」
狐の見た目の魔物か、初めてみたな。でも、狐って、一体どうやって攻撃するんだ?
とりあえず、一旦受けるか。
「さあ、こいっ」
『キュイィ』
ドガァァン
・・・あれ、今、何が...
レインは後ろに吹き飛ばされ、石壁に打ち付けられていた。
「い、今、魔法で攻撃した?!まじかよ、魔物って魔力を感覚で使うから、身体強化にしか使えないと思ってたのに...」
狐は再び魔法でレインを攻撃した。
「いったぁ、、」
でも、魔法自体はそんなに攻撃力がないのか?
多分、これは風魔法だろう。石壁に打ち付けられた時の衝撃がとんでもない。普通の人なら、もう瀕死になってるかもな...
「さすがはS級ってところか。まあいい、とりあえずもう終わりだ」
「『ライト・バレット』」
そういえば、この2年半でレベルも結構上がった。ダンジョンを巡った副産物だな。もう30レベルくらい上がったか?
それにーーーーーーーー
「何だよ、狐が6体って、群れる生き物だっけか?よし...『エンド・オブ・フレイム』」
そう、途中で知ったが、レベルが上がると、使える魔法が増えるのだ。
特に、火魔法のレベルはすでに Lv.125。たぶん俺が思う1番強い魔法、『エンド・オブ・フレイム』が使えるようになった。
目の前に魔法陣が現れ、灼熱の炎に包まれ、狐どもは灰と化した。
魔石は燃えない。だから、光魔法と違って火魔法じゃ魔石は無くならない。めっちゃ使い勝手がいい。
「それじゃ、さっさと進みますか」
「『エンド・オブ・フレイム』」
......この階層、狐しかいないのかよ。さっきから何匹も何匹も出てきやがる。
*《30階層》*
・・・あれぇ、魔物がいない...。
こんなのこの2年で見た事ない・・・ん?なんかこれ、見たことある気がする。魔物がいないなんて、、
ああ、思い出した。最初に行ったダンジョンだ。でも、何で魔物がいなかったんだっけ?
確か最下層にいたのは...悪魔、だっけか。このダンジョンの最下層にも何か居るのか?
最下層への扉に着き、ゆっくりとその扉を開けた。
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