『仮病をしよう』

⑻『仮病をしよう』

⑻『仮病をしよう』

㈠

しかし、考えてみれば、全く意味不明とも取れる、小説タイトル、仮病をしよう、である。何故、仮病をする必要があるのか、俺自身にとって、それはこれまで、述べて来たと思う。闇の中に光の根源を探すような、そんな姿勢で。

㈡

まとまりとしては、分かるが、てんで分からない、俺は読み直しても、何が本質的に言いたかったのかは、良く分からないのである。セラピーやカタルシスになっているのであれば、俺にとっては、幸いな事であろうとは思う。

㈢

確かに、何かめんどくさい時は、居眠り病と言って、眠った振りをするのもまた、仮病じゃないか、と思う訳だ。それはそれで、意味の有る事だと俺自身は思う。つまり、話し掛けないでくれっていう、無言のメッセージなのだ。