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⑶『仮病をしよう』

⑶『仮病をしよう』



仮病をするには、一種の勇気が必要だな。虚勢を張ってでも、俺は病人だ、と大声で断言するだけの、大きな勇気が必要だ。しかし、勇気だけに留まらず、眼力や、それを含む表情でもって、病人の感じを出すのだ、外部にね。



相手が、ああ、こいつは病人だ、と思ったら、仮病の始まりだ。天国的観測で、仮病は更新されて行くんだ。しかし、何も、何もしないのが仮病じゃない、それなりに、社会的には仕事、と見なされることをしていても、やりたいことだから、仮病とするんだ。



メルカリやヤフオクだって、忙しい時は忙しい。しかし、外部から見たら、あいつは病人だと、規定されているかもしれない、それで良いのである。俺にとっては、有益な時間こそが、仮病と認知されていることと、同質だからだ。

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