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再会編
8/29

過去改変作戦(異常事態)

私は走った。私こんなに足速かったんだ。これなら逃げ切れる。後ろを振り返ると相手はまだ追いかけてきていた。もっと走らないと、人気のない行き止まり…泳がされた。

「何が目的なんですか…?」

何か考えないと…

「時間稼ぎでしょ?まあいいけど、目的はまあ、君を殺すこと」

そんなの分かってる…

「な、何で私なんですか…?」

「どうせ死ぬんだしもう良くない?動か無ければ一撃で殺してあげるよ」 

私は避けようとしたけど、左手の指の先が切れた。

「ッ」

「動くんだ…」

私はその場に倒れ相手を見つめた。今までのいろんな思い出が駆け巡った。そうだ、過去に戻れば…出来ない。そっか私もう十分満たされてたんだ。りなちゃんと友達になれて。…りなちゃん?

「りなちゃん、逃げて!」

「え?」

「りな…?まさか!」

男の子がりなちゃんの方へ向く。私は力を振り絞って立ち上がり、男の子を押し飛ばす。

「わ!」

男の子は立ち上がると、走り去って行った。

「手が…大丈夫ですか?」

「大丈夫…りなちゃんは?」

「私は大丈夫です…というか私のことしってるんですか?」

そっか、今のりなちゃんは私のこと知らないんだった

「えっと…とりあえずついて来て下さい」

見知らぬ人がこんなこと言ったら変だったかな…?

「大丈夫です」

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