表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
副作用  作者:
再会編
4/29

ずっと愛してる

週末が終わり、学校が始まる。私はこれからも才子ちゃんがいる限りどんな罪を背負っていてでも生きていく。

今日は才子ちゃんが一緒に登校しようと誘ってくれた。気を遣ってくれたのかな。

「りなちゃん!」

才子ちゃんが来た。

「りなちゃんって未来が見える時ある?」

「なんでわかったの?でも、見えるというより体験?みたいな感じかな。そうなったのは、最近なんだけどね」

「そういう力を副作用って言うんだよ。言葉に力を使うイメージを込めて、力を使うイメージを言葉擦り付けるといいよ。何度もやればその言葉を発したとき、力を使えるようになると思うよ。」

すごく詳しい…

「詳しいんだね」

「こういうの好きなんだ」

歩いていると、急に路地から男が出てきて殴り飛ばされた。凄い重いと思ったけど、あまり痛みは感じなかった。

「才子ちゃん、下がって」

私はさっき才子ちゃんに言われたことを思いだし、頭の中で使うイメージを浮かべた。

また妙な感覚を感じた。力を駆使して男を抑えようとしたが男は、人とは思えないほど速く動き、避ける以外出来なかった。何度も力を使って、避け続けた。数分が経過した。ずっと思考を回し、力を使う。5秒に1度5秒未来を体験。つまり、倍の時間の集中力を要したため数分間の避け続ける行為の疲労感は大きかった。動きは鈍くなり、拳を受ける回数が増える。

もう限界…

「大丈夫!?」

そう言って助けてくれたのは、中学校からの知り合いの伊吹さんだった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ