夢届かない世界
結局は
あと一歩のところで
夢が現実化すると
思いきや
やはり非現実に戻される
絶えず夢ばかりを見て
暮らしている私には
超現実化空間しか無い
諦めると諦めないのが
止めどなく繰り返して
やって来る
さらには現実までも
消し去る空間に
情け無さに耐えろと
言わんばかりに
押し寄せて来だす
対処
対処
対処に
うなされながら
目覚める午前2時辺り
体には冬の寒さ冷たさを
たくさん浴びながら
超空間に生きる私が居る
それでも暮らしている
不自然さを現実として
感じている
摩訶不思議な人の暮らしの世界である