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風景と情緒

作者: 灼無戯

あとで付け足すかもしれないな。

今日は急いで書いたから。

色褪せることのない思い出を


今、この瞬間に


経験しているだろうか?




たとえばそれは誕生の思い出


たとえばそれは親に愛された日々


たとえばそれはさかあがりができたこと


たとえばそれは何かの賞をとったこと


たとえばそれは好きな人ができたこと


たとえばそれは誰かに求められたこと


たとえばそれは誰かに愛されたこと


それらが、きっといい。


人は愛されて生まれてくるはずだから。


その風景は今もあるだろうか?


思い出せるだろうか?


曖昧になってしまっていないだろうか?


なにか、なにか大切なものを置き去りにしていないだろうか?


心に残るもの。


心に残る風景。


いつかの通学路。


いつかの夢。


いつかの公園。


いつかの学校。


いつかの・・・いつかの・・・・・・・


それはきっと素晴らしい。


それが人のあるべき姿。


悲しみや過去に縛られずに生きていくこと。


それが今。


今、できる最良のことではないか?


つらいこともかなしいこともあるのは当然だ。


だが、たのしいことやうれしいこともあるはずだ。


今、楽しいならその思い出を


今、つらいならその現実を


今、うれしいならその思い出を


今、かなしいならその現実を



壊すべきだ。



破壊と創造は密接な関係にある。


残念ながら私たちの記憶には生きてきたすべてをとどめて活用する術はない。


いや、あるのかもしれない。


でも、ここは便宜的にないことにしてほしい。


そうして、また明日に向かうんだ。


明日にはきっともっと素晴らしい何かがあると信じて。


明日に何が起こるのかなんてわからない。


それは今の次の瞬間に何が起こるのかわからないのと同様に。


でも、わからないからいい。


もし、わかったら人は努力をしなくなるだろう。


絶望するだろう。


なぜなら何をやっても結果は同じなのだから。


わからないほうがいいこと、それがまさにこれだ。


明日のことはわからなくていい。


もしかしたらマイナスの出来事が起こるかもしれないがそのマイナスを超えるプラスの出来事が起こるかもしれない。


人生山あり谷あり。


人は言う。


ここにはまだ希望があると。


希望があるのならそれでいい。


その希望に向かって生きていこう。


生きることが辛くても怖くてもそこにはきっと道があるから。


道があるのなら進めばいい。


そう、ただ進めばいい。


その先に道のない場所があったとしても進めばいい。


なければ自分でつくればいいのだ。


それが人生ってやつの醍醐味さ。

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