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交差点から交わる運命

作者: なしみかん

僕は今日運命の人と結婚する。


出会ったのは3年前のこと…


僕の会社はオフィス街にあるため朝から人は沢山いる。


いつものように会社に行くため交差点で信号待ちしていると背後から、


女性「これ、落としましたよ」


そう言って僕の落としたハンカチを拾って渡してくれた。


僕「ありがとうございます。これ大事なものなので助かりました」


そう、これは誕生日に歳の離れた兄弟達から誕生日プレゼントとして貰ったもの。


女性「それは良かったです。もしかしてこれから仕事ですか?」


僕「は、はい。もう少ししたところに会社があります。」


女性「私もこの近くに職場があるんですよ~お仕事頑張りましょうね!」


そう言うと女性は僕の会社とは違う方向に歩いて行った。


僕(優しい人もいるんだなあ)


そう心の中で呟いて僕も会社に向かった。


昼食休憩になった。僕はいつも昼食で仕事の疲れを癒す。


食べることが大好きな僕はオフィス街にオープンしたお弁当屋さんのオススメ唐揚げ弁当がどんな味か知るべく休憩入ってすぐお店に向かった。


オープン直後なのとお昼なのもあり、お店は混雑していた。

入店し、お目当ての唐揚げ弁当があったのでレジに向かおうとしたら朝ハンカチを拾ってくれた女性が僕と同じ唐揚げ弁当を持っているところを見つけた。


女性「あ!朝の!まさかまたお会いするなんて…!」


僕「あの時の方ですね!実は僕食べることが大好きで…グルメ巡りが趣味でオープン前からこのお店のことが気になっていたんです…」


そう言うと女性は、


女性「私もです!ここのお店ここから遠い地域にもあるみたいなんですけどそちらもとても評判が良くてオープンを楽しみにしていたんですよ~良かったら一緒に食べませんか?飲食スペースも完備されてますし…」


僕は悩む暇もなく、


僕「はい!食べましょう!」


そう言い、お会計も早々と終わらせ、唐揚げ弁当を食べ始めた。


僕「そう言えば、まだ名前をお伝えしていませんでしたね。僕の名前は伊藤蒼汰です」


女性「伊藤さんですね、私は加藤渚です」


こうしてお互いのことを話しているうちに意気投合してお付き合いするようになった。


そんな僕も今日彼女と結婚する。


これからは2人でグルメ巡りをして生きていく。

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