聞き入れられる願い〜始まりは唐突に〜
なんか受験中で気が病んでたのかわからんのですが、闇を抱えた少年の話ということで冒頭にそれっぽいの打ち込みましたけど、まだまだ後になると思います。
今回も発想力語彙力ともにかけた作品になりそうというか、まともな作品書いてないのではというのは置いておきます。はいw
とりあえずは、まともに大体の道筋を決めて書くのは初めてですので、楽しみです!そんな作品ではありますが楽しめていただけたら幸いです!それでは
ああ、どっか誰も俺のことを知らないところに行きたい。
これは俺の唯一の願いだ。
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「さすが祐二。やっぱあの人の息子だな。」
「さすがだね。祐二くん何やっても完璧にこなしちゃうなんて。やっぱりあの人の息子だね。」
「よくやったぞ。さすが俺たちの息子だ。」
「祐二どうした。お前この程度じゃないだろ?」
ーー気持ち悪い
「祐二くんどうしちゃったの?もっとできるでしょ。あの人の息子なんだから。」
ーー気持ち悪い
「なんだこの程度か?お前本当に俺たちの息子か?」
ーー気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪いきもちわるい気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪いきもちわるい気持ち悪いきもちわるい気持ち悪いきもちわるいキモチワルイキモチワルイキモチワルイキモチワルイ
愛情も友情もないただのうわべだけの言葉なんて気持ち悪い。親父は関係ない。おれはおれだ。失敗したら俺じゃないみたいに知った風に言われるのも気持ち悪い。完璧なら息子で失敗したら息子じゃないなんて愛のない親の言葉が気持ち悪い。世界の音が全て気持ち悪い。ノイズが入ったように聞こえなくなっていくこの感覚も気持ち悪い。いっそ消えてしまいたいと考える自分の考えさえも気持ち悪い。
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窓から朝日が差し込んで来た。まぶしい光だ。そう感じながら俺は起きる。また1日が始まる。
「おはよう。親父」
「ああ」
親父は新聞を読みながら挨拶を返してくる。そこに
「あら、おはよう祐二」
と母がやってくる。
「おはよう。母さん」
挨拶を返すと
「朝ごはんできたけどもう食べる?」
と母さんが俺たち二人に聞いてくる。いつも通りだ。そのはずだ。
「うん、今日は入学式だし早めに行っときたいからね」
と俺は答える。それに続けて
「そうだな。俺たちも祐二の晴れ姿を見るために早めにいくか。」
と親父が答える。
「そうよね。今日から高校生だものね。」
「そうだよ。」
「さ、食べるぞ祐二の晴れ姿をしっかりこの目とカメラに焼きつかせるために。」
「親父それは違くねえか。まあいいや」
「「「いただきます!」」」
こういうやり取りをして俺たちは朝ごはんを食べ始めた。ちなみに朝からカツ丼だ。うまいからいいけど。
「いってきます。」
「おう。いってこい。」と親父から
「いってらっしゃい。」と母さんから送り出される。
がちゃ、とドアを開けて登校する。
とても心地よい風が吹く中、一人自転車を走らせる。
途中で桜のトンネルを通って、春を感じる。
そしてそこには、かわいらしいエルフが寝ていて…寝ていて……えるふ?ん?見間違いだなうん。
そして前には寝ていたはずのエルフが エルフがいる!!!!!!!!!!!!!!!
な、なぜ ここは別にファンタジーじゃないというか異世界に行ってすらないのにエルフだと。
そんなバカなことが……あった。
ちょっと待てよ。今、転移したとか…辺りを見回して見ると。 桜のトンネルの先には草原がさっき来た道にはゴブリンの群れが広がっている。
ゴブリンの群れはやばくないか………やばい よし逃げよう。
ちょっと落ち着け俺。パニックでおかしくなってる場合じゃない。深呼吸だ。
すうううううううううう はああああああああああああ すうううううううううう はあああああああああああ
よし 落ち着いた。とりあえずさっきまで前にいたエルフが後ろにいたゴブリンの群れに見つかってこっちに来ているからなんとかしないと。いや何してくれちゃってんのよ。ああもう。とりあえずなんとかしないと。
(情報開示情報開示)
ぶぁん という音がしてゲームのステータスのようなものが出た。あ、考えるだけでいいんだ。
ってそこじゃなくてなんでできちゃうの。死んだの?俺死んだの?ねえ?さっきの一瞬で異世界転生からの急成長しちゃったの?ねえ?聞いてる?
っと、その前にゴブリンに殺される。早く殺さなきゃ。
ステータス
レベル:150
攻撃力:37564
防御力:6400
魔 力:90000000000
脚 力:40000
体 力:90000000000
<スキル>
魔眼 忍耐Ⅴ 貫通Ⅴ 武道の心得ⅩⅩ
魔導の心得ⅩⅩ ???
<エクストラスキル>
大賢者 死神 神の審判 ???
<魔法>
全属性適正 古代魔法 創造魔法
<称号>
世を統べるもの 世の理 新たなる創造者
超越せし者 ???
とりあえず、全属性適正なら炎使って見るか。
(炎の連撃炎の連撃)
俺の眼の前に突然直径1mぐらいの炎の玉が無数に現れ、ゴブリンに飛んで行った。
まあ、予想通りですよ。辺り一面ドロドロのマグマになっちゃいました。
そんなことよりエルフだ。
ということでエルフに話しかけようと思う。
「なあ、君はなんでこんなとこにいるんだ?」
「ーーーーーーー」
「………………………………………………………」
聞き取れない…だと
よし これを使おう
自身のステータスを見て俺が目につけたもの
それはーーーーーーーーーーーーーーーー