表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界転生先は弱小マフィアです。  作者: あかめがね。
死と転生とマフィア
6/20

第4話

恐る恐る目を開ける。


「あ、れ…?」


なぜか刺されていなかった。


痛むのは最初に刺されたところだけだった。


「う…」


やはりまだ痛かった。


それもそうだろう刀なんかで初めて刺されたのだから。


しかし一体なぜ…。


上を見上げると、1人の男の人が立っていた。


「貴様!」


チャラ男が声を上げて言った。


「一般人を巻き込むのは如何だと思うが」


「ちっ!」


カキン…


よく見るとあの男の人は刀を持っていることに気づいた。


「だいたい、てめぇがなんで人助けなんかしてんだぁ?」


「お前に教える義理はない」


「組織は違えど同じ仕事をしている。なのに、何故!?」


「教える義理はないと言っただろう」


そんな会話を聞きながら意識が遠のいていくのが分かった。


こんな訳の分からない場所で死ぬのか。


そんなのまっぴらごめんだ。


あぁ、どんどん意識が遠のいていく。


そんな意識が遠のいていく中、2人の会話を聞いていた。


「お…え……な……しき…うら……………た」


「お……は……あの…ひ……かん…え……た…………お…う」


「そ……な…こ……でか!?」


最後私を助けた人がなんて言ったか分からない。


2人の会話を聞きながら静かに目を閉じた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ