表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界転生先は弱小マフィアです。  作者: あかめがね。
死と転生とマフィア
2/20

第1話

6月13日私は死んだ。


車に轢かれた。


まるで時間止まったみたいだった。


スローモーションに動く景色。


痛いとは言葉に表せないほどの痛み。


人々の悲鳴。


車が止まる音。


あぁ、これが"死"なんだとやっと理解ができた。


そして走馬灯の如くに色々なことを思い出した。


つまみ食いをしてお母さんに怒られたこと。


友達と初めて通天閣に行ったこと。


忘れ物が多くて放課後先生にこっぴどく叱られたこと。


本当に色々な思い出が蘇った。


やっぱり最後に柊堂の羊羹食べたかったな。


「救急車を早く!!」


そんな声がうっすらと聞こえる。


もう無理だ。これ以上はもう無理。


そんな喧騒の中、意識を手放した。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ