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オレンジの 陽の中で  作者: 伊集院 大和
10/12

桜島を 見つめて





屋敷の畳の上に座る4人


系図を拡げ始める 従兄弟


長さ1m 2m と拡げるが まだまだある

10m以上ある系図を拡げ終わり


何かわかり易い言葉はないか と探す


大隅守 伊賀守 とあり 城を持つ祖先

天正という 年号まで出てきた


この1枚の系図に書かれてある言葉以外に

何かをもっと調べなければと 言い

これは1度 大学か詳しくわかる者に

調べてもらわないと行けないかもしれない

と言い出した 従兄弟


所で 久しぶりだけど よく無事で

帰って来たな と顔をみて喜ぶ 従兄弟


そちらは あの惨状の中から

無事に帰って来れて よかった

そう言い 涙する 大伯父


今 こうして4人が生きていると言うことは

祖先が 見守っててくれたお陰だ と言う 祖父


祖母も 釣られて 一緒に涙を流していた



所で 今日はどうしたんだ と言う 従兄弟


事情を説明する 祖父と大伯父


良かったじゃないか

向こうが 良ければ こっちは全然構わないぞ

今夜は 宴だな と 喜ぶ 従兄弟


その事を聞き 安心した 大伯父


顔を見つめて うなずく 祖父と祖母


もう直ぐ 年末だから 年明け 直ぐにでも

2人一緒に なれば良いぞ という 大伯父



そして、その晩 厚農家を営む家族の方でも

婚前の 宴が始まった





そんな 南国の 夜でした。








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