表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/45

用語説明

《用語案内》


・解条者 (フォノン)

それぞれの世界に1人だけ居ると言われている、神が生み出したとされる緊急対策用兵器。

理由として、神が遺したとされている戒律著書「降誕聖書」に書かれていたことより。

あらゆる干渉を受けず、絶対的な独立が守られている。その為、世界が崩壊しても解条者は生を存える事が出来る。

よって霊験視ベールを見抜くことが可能であり、アバタール・ネットワークからの一方的干渉を受けない。

絶対的な意思を以てして動くことの出来る存在で、特別的な能力が備わった訳では無い。

解条者が世界の中心だと考える「解条主義フォノニズム」が存在し、フォノニズムは世界の変革を願う貧困層に多く見られる。

救済者メシア的な考えも多く、解条者は今現在、3世界中1人しか発見されていない。



・アバタール・ネットワーク

世界を跨って広がっている、超巨大型ネットワークシステム。開発者は神とされ、呼び名は人が勝手に付けたもの。

世界を移動する際、アバタール・ネットワークを通じることで移動することが出来る。

アバタール・ネットワークは何処でも好きな場所で「正義のいさおは平和、正義のむずぶ果はとこしえの平穏とやすきなり」と宣言する事で目の前にセンサー型のキーボードとウィンドウが出て来る。

豆知識として、最初に此の現象を発見したのは旧約聖書を研究していた考古学者とされている。(黎明暦D.C.500;推測)

その際、自身の姿をセンサーに読み込ませてネットワークに入り込むことで可能となる。その時、元いた世界から姿は消し、「ネットワーク」と言う世界に移る。

しかし生き物は本来生まれた場所で「ファジー指数」が登録されており、別世界へ行く際は元いた世界と綱が繋がっている状態となる。

そして別世界では「霊験視ベール」と言う状態になり、別世界の誰からも気づかれない透明人間状態となる。此の状態では今現在、解条者以外の可視は不可能である。


ファジー指数はアバタール・ネットワークに保存されており、生き物が生まれる度に登録され、死ぬ度に登録された指数は破棄されて二度と使用されなくなる。

この論理を活用し、ファジー指数にシステムハッキングを行い、自身のファジー指数を書き換えることで別世界の住人へとなれ、霊験視ベール状態を脱ぐことが出来る。

霊験視ベール状態へのハッキング技術は既に確立されており、確立させたのはノヴァ=オルハと言う科学者で、自身の技術が軍用されることを知った時、一冊の本を残して自殺した。(黎明暦A.C.0/9月17日)

この時書かれた「沈黙の夜」は如何にしてアバタール・ネットワークの恐ろしさが書かれた本だったが、其れはまさしく蒼穹而戦争のような世界間の戦争を引き起こしかねないと書かれていた。



・三世界

アバタール・ネットワーク同士に繋がっている、累計3つの世界の総称。

それぞれ、14世紀の西洋を髣髴とさせる魔法が発展した世界『律城世界メタトロン』、近代的な建築が目立つ現代社会で科学が発展した世界『黎明都市フィッツジェラルド』、古来日本や西洋などが入り混じり超能力が発展した世界『幻想郷』の3つとされている。

これらの世界にはそれぞれ解条者が1人ずつ居るとされており(理由は「解条者」の項に参照)、今現在では律城世界メタトロンのみが視認されている。

律城世界メタトロンでは技術開発に伴うエネルギー消費の膨大化から、霊験視ベール状態へハッキングを行うことで黎明都市フィッツジェラルドへ攻め込んだ(第一次蒼穹而戦争/黎明暦A.C.950/4月1日)

この世界は世界中枢機関ハルト・デリートによって動かされている(詳細は「世界中枢機関ハルト・デリート」の項を参照)



・世界中枢機関ハルト・デリート

3世界に一個ずつ存在し、世界にありとあらゆる恵みを齎す永久機関。原料はその世界で死んだ生き物の霊魂である。

霊魂を燃やすことでエネルギーを生み出し、世界のあらゆる栄養や養分、気候や現象を生み出す源となる。

ハルト・デリートの場所は決まっていないが、幻想郷以外の2世界では既に発見され、直接的にエネルギー抽出を行っているが、ハルト・デリートを失う事は世界のあらゆる有象無象の輪廻や輪環を崩す起因となる為、それぞれの世界は重要に扱っている。

しかし、技術開発が原因でエネルギー不足に陥った律城世界メタトロンは第二のハルト・デリートを得るべく、場所が分かっている黎明都市フィッツジェラルドへ侵攻、戦争を開始した。(第一次蒼穹而戦争/黎明暦A.C.950/4月1日)

だが2世界は停戦を合意、バルト・ゼロ協定を締結して2世界に再び安寧の時が舞い戻ったはずであった。



・第一次蒼穹而戦争(黎明暦A.C.950~952)

エネルギー不足に陥った律城世界メタトロンが、黎明都市フィッツジェラルドのハルト・デリートを求めるがべく起こした、初の世界間戦争。

律城世界メタトロン側の中心人物は解条者であるアリスノート・ノエル・フィンランディア(当時7歳)、黎明都市フィッツジェラルドの中心人物は大統領ルーシア=オルハ(当時21歳)。

魔法と科学の一騎打ちで多くの死傷者が続出、戦場は2世界で繰り広げられ、多くの貧困者が生まれた原因となった。

この時、2世界のハルト・デリートは戦争で、死者のエネルギー吸収よりもエネルギー抽出のほうが過多であり、エネルギーを大量消費していたが為に両世界はエネルギー不足に陥りそうになったが為、停戦協定に調印した。

3年に渡る戦争で2世界は混乱の極致に至ったが、唯一ハルト・デリートの場所が不明であった幻想郷は戦火を免れることに成功した。

因みに、この戦争こそがノヴァ=オルハの執筆した著書「沈黙の夜」に記載された、「恐るべきこと」であった。



・バルト・ゼロ協定(黎明暦952/2月16日)

第一次蒼穹而戦争の終焉を迎えた、2世界間の一時的停戦協定。

この時2世界はハルト・デリートのエネルギー不足を抱え込んでいたが為に戦争続行が不可能になったのが起因とされている。

この日を以て戦争は終結し、再び2世界に安寧が訪れた。

名前の由来は締結した人物がそれぞれ外務省長官のゼロ・ユーグ・アントウェルペンと防衛庁のバルトロメイ・アンディルシア・セファルルの頭文字をとったもの。



・黎明暦

律城世界メタトロンと黎明都市フィッツジェラルドとの時間軸を等しくするため、科学に優れた黎明都市側の時間軸を有効にしたもの。

全ての事象は黎明暦によって数えられ、黎明都市側の太陽暦による12か月制。

「A.C.」と「D.C.」によって分かれており、区切りはアバタール・ネットワークの技術を確立させたノヴァ=オルハの自殺した年を中心としている。

D.C.がノヴァ=オルハの自殺する前(紀元前)、A.C.がノヴァ=オルハの自殺した後(紀元後)。



・深淵庁

黎明都市フィッツジェラルドに於ける、幾多もある省庁のうちの1つに置かれた、解条者を模索する事に重きを置いた機関。

中では「捜索機動隊」と「深淵庁員」に分かれており、直接的な捜索は捜索機動隊によって行われる。

深淵庁員はアバタール・ネットワークを監視、管理して情勢を確認している為、基本的な解条者捜索には携わっていない。

唯一見つかっている律城世界メタトロンに対抗して黎明都市フィッツジェラルドと幻想郷の解条者を捜索している。

正装は捜索機動隊も深淵庁員も、黒いスーツ服に黒洞々としたマントを着用し、黒を基調としたシルクハットを被る。

唯一、捜索機動隊だけが武器の所持を黎明都市フィッツジェラルドの中で許されている。



・機閃神オラクル・メア

この3世界に跨るアバタール・ネットワークを敷き、世界の情勢を生み出し、解条者を作っては降誕聖書を遺したとされている神。

オラクル・メア自身の一切の姿は明かされず、名前だけが残されている。

降誕聖書によれば、機械と生物が合わさって生まれた機械神の1つ。

降誕聖書や多くの神話を照合させた考古学者によれば、オラクル・メアの容姿は少女で大きな鎌を常に持った幼い子供のイメージが強いらしい。



・アリスノート・ノエル・フィンランディア(現在12歳)

律城世界メタトロンに於ける王家の血を引くフィリオン家の令嬢。そして3世界で唯一視認された解条者の1人。

白いドレスを基調として、黒くて小さな帽子を斜めに被っている、容姿端麗な少女。

性格は人を殺す事に厭わない残虐さがあり、人の死を嗤う事が出来る。

解条者であるため、権力は両親の王や王姫より存在し、実質的に律城世界メタトロンを纏める支配者。

見た目の幼さとは裏腹に知能が素晴らしく、魔法技術や科学技術にも長け、数学や物理が得意である。



・ルーシア=オルハ(現在26歳)

未だ解条者が見つからない黎明都市フィッツジェラルドに於いて、政治を敷く大統領。

科学技術を駆使してアバタール・ネットワークへの研究を行う研究者でもあり、社会情勢には詳しい。

先祖がアバタール・ネットワークへのハッキング技術を確立させたノヴァ=オルハであり、オルハ家代々の血を受け継ぐ。

若人ながらにして律城世界メタトロンの攻撃に目を光らせており、誰よりも我が世界を愛している。

愛読書は祖先が遺した「沈黙の夜」。遂に起こってしまった蒼穹而戦争に誰よりも悲しみ、戦争に消極的であった人物。

深淵庁を纏め、解条者探しに奔放している。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ