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きまぐれ詩集

カラス

作者: 来阿頼亜

 この世界は誰のためにある?

 この時間は誰のためにある?

 夜空を見上げてみたけれど

 星はただただ静かに輝くだけ


 この世界はいつ終わる?

 この時間はいつ終わる?

 煌めく星は何も語らず

 夜の帳を下ろすだけ


 いつか大人になったなら

 背中に翼は生えるかな


 僕の翼は白くない

 黒く歪んだ夜の色


 白い翼など欲しくない

 白だと汚れが目立つだろ?


 僕の身体に流れる血は

 きっと翼を汚すだろう


 その時白だと目立つだろ?

 黒だと目立つ事はない


 僕はカラス

 飛べないカラス

 夜に紛れて歩くだけ


夜だからこそ書けた(当たり前だ)

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