第5話 永遠の仲間
人って第一印象って難しくないですか?話してみたら結構良かったり、そぅでなかったり。そんな4人の出会いをテーマにした作品です。良かったら読んで下さい。
今から3年前、俺は永遠の友と出会った…。
『今日からこの学校に転校してきた真田祐也君です。
『よろしくねん。』
正直、最初の印象は最悪だった…。
チャラチャラしてて髪の毛は金髪。クラスの奴らに目をつけられていた…。
案の定、初日から喧嘩だった。
俺は、不良でもなく頭が良い訳でもなく、何処にでもいそうなタイプだった。
『楓!帰ろっ。』
『ぅん。』
綾音は言うまでもなぃ…。
教室を出ようとした時、ちょぅど転校生、真田が入ってきた…。怪我してた。
『ちょっと待ってて?』
『ぅん。どしたの?』
俺が話しかけようと思った時……
『大丈夫?すごぃ怪我だょ?保健室いこ…。』
話かけたのは山倉優希だった。
『優ちゃんだぁ!優ちゃん?一緒に帰ろ。』
綾音と優希も仲が良くいつも一緒にいた。
優希が優しくハンカチで血を拭こうとした時…
『止めろよ!』
優希の手をはらった。
『あっ!ごめんね…。』
それを見ていた俺はすごぃ勢いで…
『お前、ふざけんなよ!ハンカチ拾え!優希に謝れ!』
頭にきていた。
これが俺達4人が初めて揃った、最悪な日だった。
『なに、熱くなってんだょ…。』
祐也は、教室を出ていった。
『あっ!保健室連れてかないと…。待ってょ。。ぁゃちゃんごめんね?先に帰ってて?』
優希も祐也の後をついていった。
あんな奴、ほっときゃいいのに…。
『優ちゃんってホントに優しいんだょね。だから綾音、優ちゃん好きなんだょなぁ…。』
『少し待ってよっか!』
『ぅん。』
〜・〜・〜・〜・〜
『真田君?保健室行くょ!』
『……。』
ぐぃっ!優希は祐也の腕を引っ張った。
『いてっ!いてぇなぁ!離せょ行くから…。』
『!…もしかして、腕も?』
『チョットぶっけただけだょ…。』
『チョット見せて?』
『止めろって!』
『見せなさぃ!』
優希の勢いは祐也おも黙らせた…!こぇっ。
『凄ぃアザじゃなぃょ…。痛そぅ。』
ぐりぃ!アザをグリグリしてみた。
『いってぇ!何なんだ、お前はぁ!』
祐也は、痛々しい顔をした。優希も同じよぅな顔をした…。
『お前じゃないょ!優希だょ。山倉優希!よろしくねぇ。』
『なんで男の子って、強い、弱いってこだわるんだろうね?優希、ケンカ嫌いだもん…。こんな怪我見たくないもん……。』
保健室で、手当てをしてくれた…。ずいぶんなれた手つきだった…。
『ほ、包帯巻きすぎ…。あははっ!ありがとな…。優希って優しいんだな。』
『ん〜。何でだろうね。
名前が優希だからかなぁ?優しさに希望の希!お母さんが人に優しくなれるょぅにってつけてくれたんだって。』ニコッ!
『……さっきはホントにごめんな?手、痛かっただろ?』
不安、緊張、色々あって優希に当たってしまった自分自身に頭きた…。
『ぃぃょ。にっ!なんか、気持ちわかっちゃったんだぁ…。』
俺と同じで色々あったんだなぁ…。ホントにぃぃ子だな。
『さっき、教室いたの友達か?』
『そぅだょぉ!優希の友達だょ』
『あのめちゃキレそぅだった奴、もしかして彼氏?』
『ち、違ぅょ!楓君!もぅ1人の女の子が綾音ちゃん!優希はぁゃちゃんって呼んでるけどねん。』にっ!
『良ぃ友達もったな?もし会ったら謝っといてょ!ごめんなって…。』
『ぃぃけどぉ…。祐也君……!あっ!祐也君ってイッちゃったぁ。』
『ぃぃょ。優希ならね。』
『ぇへへっ…。ありがと。でも、祐也君、自分で言えば?そこにいるから…。』にっ!
『えっ!マジで…。』
なんか微妙だなぁ…。
『よっ!一部始終聞かせて貰いました。楓っす!何てね、さっき、来たらなんか入りにくい感じだったから……。にっ!大丈夫?怪我。』
『私、加藤綾音です。ニコッ!優希と友達しています。』
『あ、あのさぁ……。さっき、すまなかった!友達やられればムカつきもするよなぁ?ごめん…!』
『いいじゃん!楽しくやろぅょ!真田君…。祐也!』
祐也って案外ぃぃ奴かもな!優希も人見る目あるな!
『んじゃさぁ!帰ろっか。腹減ったしね!』
『綾音も空いたぁ。』
『優希もぉ。そぅだぁ!祐也君、これからゆぅちゃんって呼ぶ事にしたからぁ!』
『へぇ?なんか女みたいじゃん?』
『ぃぃのぉ!優希が決めたんだからぁ。』にっ!
『は〜ぃ……。』
女みてぇだなぁ……。
『ゆぅちゃん……
第5話 永遠の仲間 完
読んで頂きまして有難う御座いました。新しぃ優希の性格が祐也を仲間に…。色々ありましたが良かったねって言う気持ちです。第5話、少し長くなりますが、次回、続編も宜しくお願いします。有難う御座いました。