続編 花火だワッショイ
花火や祭は、良く思い出話に花咲きますよね。この作品は、そぅいった話!皆さんが経験してるような作品に仕上がりました。共感してもらえたら幸いです。
今、思えば色々な事があった…。
海も良かったけど1番は、やっぱ花火かなぁ?
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『今日の夜、絶対来てょ?ゆぅちゃん?優希、浴衣着るからね?』
『そぅか!んじゃ俺も甚平着るかなぁ…。』
俺は、あまり混雑してる所は好きじゃなかった…。でも、優希のワガママは全部受け止める!あははっ。好きになっちゃった…。
『楓とか加藤は?』
『夜、河原に集まるって話しておいたょ!にっ。』
まっ!いっかぁ…。少し2人で話したかったってのもあったが…。あいつらも好きだから…なっ。
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夜になり…
『あっ!来た、来たぁ!ぁゃちゃんこっちぃ!』
楓と綾音が歩いてきた。
『ごめん…。綾音がすげぇ遅くてさぁ…。』
『楓も遅れて来たでしょ!』
楓は、デニムのパンツにTシャツで、ネックレスにピアス。
加藤は、浴衣に髪の毛アップ。キレイだなぁ!
優希も、浴衣、可愛いなぁ…。
俺、も着物にすりゃ良かったかなぁ…。まっ、いっかぁ。
『花火、始まる前に屋台行こうょ!』
そぅ、花火と言えば屋台!ここら辺では、かなりおっきい祭で屋台もいっぱいあったのです。
『ゆぅちゃん、ゆぅちゃん!金魚っ!とってぇ!』
『任せとけっ!おっちゃぁん、一回!』
『楓っ!負けるなぁ?』
『おぅ!祐也に負けたら俺の人生終わったも同然だょ!』
互いに火花が散った……。
結果、3対0で祐也の勝ち!
『やったぁ!楓、下手なんだょ…。』
優希と喜んでる祐也…。まっ、いいかぁ。
『あ!綾…音…がぁ……。ごめん。』
『ぃぃょ。優ちゃんと真田君があんな喜んでたら何も言えないもん。ニコッ。』
『楓っ!たこ焼き対決だっ!早く食った方が勝ちな!』
すげぇ熱そうじゃん…。
『こ、今度は負けねえぞっ……。』
結果、楓、大やけど…。
『もぅ、いいから…。』
負けっぱなしの楓に、綾音怒りぎみに…。
『ぁゃちゃん?チョコバナナ食べ行こ?』
『ちょ〜っと待った!バナナは俺が、ジャンケンで勝てばもぅ1本。もぅ負けられない。おっちゃん勝負!』
『お兄ちゃん、気合い入ってるねぇ!彼女にプレゼントかい?』
『か、彼女?』
後ろを振り返って見た…。祐也も優希も綾音の事を見ていた。綾音は顔を真っ赤にして俯いていた…。照れた。
『…そ、そぅだぁ!だから負けられなぃ!おっちゃんには、負けられなぃ…。』
何だか周りに野次馬が集まって来た…。
『そっか!お兄ちゃんいい根性してるな。んじゃ、ジャンケン……。』
『やったぁ!勝った!』
『お兄ちゃんの気合いに負けたょ!そこの2人も友達だろ?4本プレゼントだ!』
『ありがとぅ!おっちゃん』
『大事にしろよ?彼女!また、来いよ。』
やった!勝ったしみんなの分まで貰ったし…。
『はぃ!バナナ。』
『何か、凄かったなぁ!楓!カッコ良かった!マジで。』
『優希、驚いちゃったぁ!彼女!だってぇ、ねっ?ぁゃちゃん?』
綾音も、顔を真っ赤にしてバナナを受け取った…。
『ありがとぉ……。』
『は!あ、あぁ!花火そろそろかなぁ?行くぞ、祐也』
綾音に見とれていた。でも…ちょっと嬉しかった。周りからそぅ思われてる事が…。
バァン!バババァン!たぁまやぁ〜!
花火が始まった。
夜空に咲く花が、綾音を照らす…。赤、黄、白…。何の色で見ても綾音は可愛いい!花火より綾音の事を見ていた…。自然と見ていた。
『あれ?祐也達は?』
周りを見ても見あたらなかった。
『ぁゃちゃん!こっちぃ…。今行くぅぅぅ!』
かなりの混雑…。
『あのね?今ね?ゆぅちゃんに告白されたの!にっ!』
『な!……。』
祐也も、優希の性格になれたのか、動揺はしたものの…。
『優ちゃん。良かったねぇ!おめでとぉ!』
『ありがとぉ…。にっ。』
少し、照れながらも手を繋いでいた。
『い、いつ?告ったの?』
すげぇ興味信心だった!
『いいだろ!まぁ、気にすんなょ!俺達付き合っても、男の友情はかわらんから!』
くそっ!俺も、言っちゃおうと思ってたのに…。また、タイミングが……。
『2人も付き合っちゃえば?』
!!!
楓と綾音が一瞬!目が合ってしまった。その後は、きまずそうに……。
優希の一言できまずい雰囲気をつくってしまったが…。
楓の、バナナ事件!祐也の告白!花火!また、良い思い出出来ました。結果はどうあれ……
続編 花火だワッショイ 完
読んで頂きまして有難う御座いました。色々あって、やっぱり昔を思い出しました。優希、相変わらずやっちゃいましたね…。まだまだ書きますので宜しくお願いします。