劇場版4
翌日、鏡ヶ浦リゾート。
「キャッキャ」
賑わう海水浴客!
「かき氷いかがですか?」
「いちごかき氷一つください」
「まいどあり」
涼は海の家でお姉さんからかき氷を受け取り、ビーチチェアに座った!
「妖魔ウミボウズの封印されている祠はどこにあるしら?」
涼は妖魔ウミボウズが封印されている祠をビーチ沿いに探していた!
シノビレンジャーから渡された地図は古いもので使い物にならなかったが、おおまかな位置を現在の地図と参照しながら移動していたが休憩することにした!
「ククククク……お嬢さん、お兄さんと遊ばない?」
突然現れたのはナンパ男だ!
「用事があるので結構です」
涼は毅然とナンパを拒絶した!
「……そうか。用事があるなら仕方がないな」
ナンパ男はすごすぎて引き下がっていった!
「今のは一体なんだったのかしら?」
涼は去っていくナンパ男を遠景に地図を眺めていた。
「地図によるとこの周辺にあるのは間違いないわ……ハメツ・シャドーギルドが見つけ出す前に探さないと」
妖魔ウミボウズの祠はそんなに遠くない。早く見つけ出さないと、涼の心は決意に燃えていた!
◆◆◆◆◆
一方その頃、ナンパ男は懲りもせずナンパをしていた。
「可愛い女の子はどこにいるんだ」
女の子を探しながらビーチを徘徊するナンパ男! しかし、ビーチの異変に気づいていなかった!
不意に砂浜が盛り上がると、ナンパ男の目の前に宇宙忍者タコトパスが現れた!
「ウワーッ!」
突然の出来事に驚くナンパ男!
「ククククク……この反応、妖魔ウミボウズの封印は近いぞ!」
妖魔ウミボウズの封印されている祠が近いことを感じ不敵に笑うタコトパス!
タコトパスは尻餅をつくナンパ男を横目に妖魔ウミボウズの封印されている祠のある方向に向かって歩き出した!




