劇場版DLC8
楽しい時間は早く過ぎていくもので、江坂国際高校文化祭の一般公開時間は残りわずかとなった。
「涼……江坂国際の文化祭、とても楽しかったよ」
「今日のために準備を進めておいて本当に良かったわ」
「東雲ちゃん、また遊ぼうね」
玄関前で東雲侑を見送る美山涼と白雪亜夢!
「東雲ちゃん……いい子だったね」
「……本当にいつも困ってるときに助けてくれるんです……」
涼と亜夢は侑のことを笑いながら話していた!
「あ! 思い出した!」
「白雪会長……何を思い出したんです?」
「放課後の魔術師のことを思い出したの!」
「そうだ、放課後の魔術師のことを忘れていましたね」
涼と白雪会長は放課後の魔術師のことを思い出した!
「……しかし、放課後の魔術師は一体なんだったんでしょうね」
「やはり、悪質な悪戯だったのかな?」
涼と白雪会長は揃って首を傾げていた!
「そんなことよりもうすぐ閉幕セレモニーだよ……急がなくっちゃ!」
白雪会長に引っ張られて涼は体育館に走っていった!
謎が残りつつも江坂国際高校文化祭は閉幕を迎えようとしていた!
◆◆◆◆◆
夕方、文化祭が終わり人気のない屋上。
「もう一般公開は終わりましたよ……」
美山涼は江坂国際高校に居座っていた大人の女性に声をかけた。
「まさか、涼に会えないまま文化祭が終わるとは思ってなくて、生徒会って多忙なのね」
「まったく手の込んだ悪戯を仕込むなんて……迷惑したんですからね。放課後の魔術師さん」
「ちょっとした出来心で名義を放課後の魔術師にしたんだけど、もしかして根に持ってる?」
「もちろん、根に持っていますよ……七海先生」
放課後の魔術師、七海ルカは涼に対してバツが悪そうに笑った




