劇場版1
江坂国際高校に学園祭の季節がやってきた。
「多数決の結果、学園祭の出し物はたこ焼きカフェに決定しました」
担任の先生の言葉により文化祭のクラスの出し物がたこ焼きカフェに決まった。
「……たこ焼きカフェか」
美山涼はクラスの出し物案を書かれた黒板を見つめていた。
「たこ焼きカフェのために必要なものを学園祭まで用意してくださいね」
担任の先生の言葉でHRは締められチャイムが鳴った。あとは家に帰るだけだ。
涼はしめやかに帰る準備をして教室を出る。廊下を歩き玄関に出たところで携帯の着信音が鳴った。
涼は携帯に出ると見知った声が聞こえてきた。
「もしもし、これからカゲレンジャー基地に来てくれ。緊急ミッションだ」
「了解しました」
涼は電話を切ると急いでカゲレンジャーの秘密基地に向かった。
◆◆◆◆◆
「カゲレンジャーはこれから海に向かうことになった」
カゲレンジャーの秘密基地で柳川早生はミッションの内容を告げた。
「海で何をするの?」
東雲侑は早生に海で何をするのかを尋ねた。
「海で宇宙忍者の怪しい動きが見られている……ハメツ・シャドーギルドの残党が暗躍しているかもしれない」
「……またハメツ・シャドーギルドか」
涼はハメツ・シャドーギルドの暗躍に肩をすくめて見せた。
「とにかく調査をして、宇宙忍者のしっぽをつかむんだ」
こうしてカゲレンジャーは海へ向かうことになった。




